『ダウンタウン熱血』シリーズの生みの親、吉田晄浩氏が亡くなっていた。国内外から追悼の声

『くにおくん ザ・ワールド ~ダウンタウン熱血物語~』

国内スタジオであるミラクルキッズ!は9月3日、同社代表の吉田晄浩氏が、8月30日に亡くなっていたことを明らかにした。『ダウンタウン熱血物語』など『くにおくん』シリーズ作品に深く携わったクリエイターの急逝に、追悼のコメントが寄せられている。

吉田晄浩氏は、かつて株式会社テクノスジャパン(現在は解散済)に在籍し、『ダウンタウン熱血物語』や『熱血高校ドッジボール部』などを手がけた人物だ。『ダウンタウン熱血』シリーズの生みの親ともいわれ、世に出した作品は現在でも根強い人気を誇っている。

吉田氏は2008年に株式会社Miracle Kidz(ミラクルキッズ!)を設立。以降、同スタジオはWiiウェアとして『ダウンタウン熱血どっじぼーる』や、PC向け『ダウンタウン ドッジボールだよ全員集合!!』などの作品を送り出している。また、同スタジオ公式Twitterアカウントによれば、同氏が亡くなったのは新作開発に取り組む矢先だったとのこと。上述の『ダウンタウン熱血どっじぼーる』に携わった石田裕明氏も、吉田氏の訃報に触れコメント。水面下で進んでいたという開発について振り返っている。

また、吉田氏の訃報に触れたファンからは、国内外問わず多数追悼のコメントがSNS上に寄せられている。また、同氏逝去の知らせはTheGamerなど海外メディアにおいても広く取り上げられている。世界的に影響力ある傑作を生み出したクリエイターの、突然の逝去であった。