ゲーミングマウス「G502 X」シリーズ発表。クリック感と反応速度を両立するハイブリッドスイッチ搭載

Logitechは8月30日、ゲーミングマウス「G502 X」シリーズを発表した。特徴としては、メカニカルとオプティカルの性能をあわせ持つLIGHTFORCEハイブリッドスイッチを搭載。有線のG502 Xと、ワイヤレスのG502 X LIGHTSPEEDおよびG502 X PLUSの3モデルが発売予定となっている。

Logitechは8月30日、ゲーミングマウス「G502 X」シリーズを発表した。特徴としては、メカニカルとオプティカルの性能をあわせ持つLIGHTFORCEハイブリッドスイッチを搭載。有線のG502 Xと、ワイヤレスのG502 X LIGHTSPEEDおよびG502 X PLUSの3モデルが発売予定となっている。なお海外向けにはG502 Xが79.99ドル、G502 X LIGHTSPEEDが139.99ドル、G502 X PLUS GAMING MOUSEが159.99ドルで予約受付中だ。

G502 Xシリーズは、Logitech(国内向けにはLogicool)の展開するゲーミングマウスG502の系譜に連なる新製品だ。G502シリーズは、ゲーミングマウス販売台数世界ナンバーワンを謳うゲーミングマウスシリーズである。Logitechより2014年に最初の製品が発売され、以降センサーや無線の速度が改良されるなど、性能の異なるゲーミングマウスが多数展開。2019年に発売されたG502 LIGHTSPEEDワイヤレスゲーミングマウスにおいては、最大2万5600DPIに対応したHERO 25Kセンサーや遅延の少ない無線接続、ワイヤレス充電や最大1680万色のRGBライトなどが搭載されていた。


今回発表されたG502 Xシリーズには、初の完全なハイブリッドゲーミングマウススイッチを謳う、新開発されたLIGHTFORCEハイブリッドスイッチが搭載されている。一般的に、オプティカルスイッチは赤外線により、メカニカルスイッチは金属の接触によりクリックを判定する。そのため、オプティカルスイッチでは応答速度が速く、メカニカルスイッチではしっかりしたクリック感があるといった違いがある。

G502に搭載されるLIGHTFORCEスイッチでは、クリックの検出自体には光を活用するため、ほぼ瞬時にクリックが判定されるという。一方、内部にはスプリングブレードとコンタクトプレートを含む完全なメカニカルスイッチが搭載されているため、メカニカルの感触でマウスが操作できる。これらにより、オブティカルの速度とメカニカルの感触が結合されているそうだ。そのほか機能としては、マウスホイールにはしっかり回す感触があるラチェットモードと、回転させられるフリースピンモードの切り替えに対応したデュアルモードスクロールを採用。最大2万5600DPSに対応したHERO 25Kセンサーや、ワイヤレス充電機能なども搭載されている。


また製品ラインナップとしては、有線と無線2モデルの3種類が用意されている。有線式のG502 Xでは、重さが89グラムまで軽量化。G502 X LIGHTSPEEDでは、新しくなったLIGHTSPEEDプロトコルで無線の応答速度が68%高速化。最上位のG502 X PLUSでは、新しいLIGHTSPEEDプロトコルに加えて、プレイをアクティブに検知する強化されたRGBライトが搭載されている。

ゲーミングマウス「G502 X」シリーズは、3製品が発売予定。海外向けの価格は、G502 Xが79.99ドル、G502 X LIGHTSPEEDが139.99ドル、G502 X PLUS GAMING MOUSEが159.99ドルとなっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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