『モンスターハンターライズ:サンブレイク』最新アプデで傀異錬成の“リセマラ”修正。そのほかの不具合もいろいろ修正


カプコンは8月26日、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』に向けて最新アップデートを配信した。傀異錬成や傀異討究クエストなどにおける不具合が修正されている。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』(以下、サンブレイク)無料タイトルアップデート第1弾ではナルガクルガ希少種などの新モンスター4種に加え、新たなコンテンツとして傀異討究クエストが追加。同クエストで入手できる素材によって、新たな装備の強化機能である傀異錬成が可能となった。武器の傀異錬成では、攻撃力や会心率などを強化可能。防具の傀異錬成では、防御力・耐性値・装備スキルがランダムに増加または減少する。

今回配信されたアップデートでは、傀異錬成や傀異討究クエストにおいて発生していた不具合が修正された。詳細は以下のとおり。

  • 武器に「百竜装飾品」を付けた状態で装備マイセットに登録したあと、「強化の巻き戻し」をおこなうと、「装備マイセット」を選択した際にエラーが発生することがある不具合を修正します
  • 武器の傀異強化にて特定の操作をおこなった際、防具の傀異強化の結果に影響を与えることがある不具合を修正します
  • 傀異討究クエストの検索設定において討究対象を変更した際、設定可能な条件の範囲内であれば「Lv下限」の値を更新しないよう修正します

上記2つ目の変更点については、傀異錬成におけるいわゆるリセットマラソンについての修正と思われる。防具の傀異錬成における錬成結果はランダムながら、“テーブル”の存在が確認されている。そのため、結果を見てから錬成前のデータをロードして再び錬成しなおしても、まったく同じ錬成結果となる。芳しくない結果を見たからといって、データをロードして抽選しなおすことができなかったわけだ。

一方アップデート前は、そうした“テーブル”の操作が可能であることが報告されていた。具体的には、武器の傀異錬成から任意の強化項目を選んだ際に強化レベルを選択することで、なぜか防具の錬成結果パターンを変化させることが可能となっていたようだ。気に入らない錬成結果を“とばす”ことで実質的に錬成結果の再抽選ができたようである。傀異化素材を消費せずに目当ての錬成結果を狙える手法であったとされる。


今回のアップデートにてこの不具合は解消されたことが報告されている。素材やプレイ時間を節約できる、いわばグリッチは修正されたようである。一方で本アップデートでは、傀異討究クエストの検索設定における不具合なども修正。スムーズに傀異討究クエストを検索・参加できるようになっている。お手軽なグリッチに頼れなくなったこともあり、傀異化素材を入手できる傀異討究クエストのマルチプレイに出る人も多くなるだろう。

なお、そのほかの不具合についてもいくつか修正されているとのこと。詳細はこちらの公式サイトを確認されたい。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』はNintendo Switch/PC(Steam)版に向けて配信中だ。無料タイトルアップデート第2弾は9月末に配信予定。第2弾ではエスピナス亜種が追加されることが発表されている(関連記事)。


※ The English version of this article is available here