スクウェア・エニックスは8月25日、『FORSPOKEN（フォースポークン）』の最新映像を公開した。ゲームプレイの詳細が次々とお披露目されている。
『FORSPOKEN』は、異世界アーシアを舞台とするアクションRPGだ。開発については、『ファイナルファンタジーXV』を手がけていたメンバーを中心に構成されているLuminous Productionsが担当。主人公の女性フレイ・ホーランドは、ニューヨークで暮らしていたが、ある日謎の現象に巻き込まれアーシアへと迷い込む。アーシアは美しい風景が広がる一方で異形のモンスターが生息し、とある事件をきっかけに滅亡の危機に瀕しているという。フレイは、自分の世界に戻る方法を探すため、意志をもつ魔法のブレスレットであるカフと共に旅をする。
アーシアは瘴気（ブレイク）に覆われており、その影響で人はゾンビと化し、動物は狂暴なモンスターへと変貌してしまうという。一方で、瘴気の影響を受けない唯一安全な町としてCipalが存在し、数多くの難民たちが流れ着いているそうだ。人々からは情報を得たり、クエストを受けたりすることが可能。商人から貴重なアイテムを購入することもできるそうだ。ジョヘッディという名の鍛冶職人も存在。トレイラーでは、彼女のために鍛冶道具を調達する一連のクエストの様子が収録されている。
危険なフィールドでは魔法の腕輪カフが役立ってくれるようだ。広いフィールドを快適に移動できる魔法パルクールに加えて、周囲の情報をスキャンすることも可能。またフィールド上には宝箱が点在し、クラフト素材や商人と交換できる貴重なアイテムが入っているそうだ。新たな魔法の習得などに必要となるマナは、レベルアップやフィールド上のマナだまりから取得できるとのこと。映像ではマナだまりと思われる青い物体が確認できる。
なお、意志をもつ腕輪であるカフは話すこともできる。フィールド上では時おり、フレイとカフの会話も展開するようだ。またフィールド上には探索すべき場所が数多く用意され、クエストついでに寄り道して経験値や貴重な装備品などを獲得可能とのことだ。フィールドにはさらに、巡礼者の宿と呼ばれる建物も点在。休息を取れるほか、回復薬の生成や装備の強化などが可能だという。
映像では戦闘の様子も収録。さまざまな魔法を駆使する迫力あるバトルが繰り広げられている。カフのおかげで素早い移動で相手を翻弄しつつ、炎や水などの魔法を炸裂させることが可能な様子。水魔法を凍らせるといった芸当も可能なようだ。
映像の終盤ではAvoaletと呼ばれる地の最奥に位置するという、瘴気の深淵と呼ばれるエリアが紹介されている。ひときわ濃い瘴気に覆われたこの地は、油断をすれば無事ではいられない危険なエリアとなるそうだ。また、フィールド上には探索すべき場所が“無数に存在”するという。瘴気の侵食が進んでいたり、モンスターが占拠していたりと、全域にて瘴気の影響は色濃い模様。映像では、石碑のようなオブジェクトから瘴気の侵食を吹き飛ばしてインタラクトし、HP最大値を上昇させる様子が確認できる。
ゲームプレイの詳細が次々とお披露目された今回のトレイラー。広いフィールドをカフの力で駆け巡る、爽快感あふれる魔法パルクールの様子や迫力の戦闘模様が確認できた。また、RPG的要素や探索要素も数多く用意されているようで、遊びごたえ十分のオープンワールドゲームとなりそうだ。
『FORSPOKEN（フォースポークン）』は、PC（Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store）およびPS5向けに2023年1月24日発売予定だ。
