株式会社ナイトメアスタジオは8月8日、『歪みの国のアリス~REcollection(リコレクション)』を発表した。Nintendo Switch版が8月25日にリリース予定で、Steam向けにも時期未定ながら展開予定となっている。いずれもダウンロード専用タイトルとして展開され、価格は3080円(税込)。
本作の原点となる『歪みの国のアリス』は、2006年にフィーチャーフォン、いわゆるガラケー向けに配信されたホラーテキストアドベンチャーゲームだ。主人公となるのは、葛木亜莉子という名の少女。夢見がちな高校生である彼女は、ある日チェシャ猫に導かれて「歪みの国」へと足を踏み入れることに。本作は小説「不思議の国のアリス」をベースとしつつも、ホラー要素やコミカルさを多分に盛り込んだ独自の魅力と世界観で好評を博した。
携帯電話の普及率も大いに高まったタイミングで世に出た『歪みの国のアリス』は、一世を風靡。プレイしたことはなくとも、タイトル名を聞いたことがある人も多いだろう。2015年にはスマートフォン向けのリメイク版『歪みの国のアリス~Encore』もリリースされた。
今回発表された『歪みの国のアリス~REcollection』は、リメイク版をベースに新しい機種に向けて再設計された新装版とのこと。描画は縦画面から横画面へと変更され、Nintendo Switch版はタッチ操作にも対応。「本編の内容自体に大きな変更はない」とされつつも、シナリオは原作を尊重しつつリライト。BGMのリファインやテキストスキップ/オートプレイなどの機能も盛り込まれているという。ただし、過去作にあった「キャラクターコラム」要素は搭載されていないとのこと。
『歪みの国のアリス~REcollection(リコレクション)』は8月25日、Nintendo Switch向けにダウンロード専用でリリース予定。Steam向けにも今後展開予定だ。価格は3080円(税込)。
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