和風3Dアクション『ONI – 空と風の哀歌』PS4/PS5/Steam向けに2022年配信へ。“悪鬼”桃太郎を倒そうとする、鬼の物語

クラウディッドレパードエンタテインメントは8月6日、「ONI(仮称)」の正式タイトルが『ONI - 空と風の哀歌』に決定したと発表した。主人公の鬼が、悪鬼・桃太郎の打倒を目指す和風3Dアクションゲームだ。

クラウディッドレパードエンタテインメントは8月6日、「ONI(仮称)」の正式タイトルが『ONI – 空と風の哀歌』に決定したと発表した。PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに、2022年発売予定。日本語/英語/韓国語/繁体字中国語/簡体字中国語に対応している。また公式サイトおよびSteamのストアページも新たに公開されている。

『ONI – 空と風の哀歌』は、悪鬼・桃太郎を倒す和風3Dアクションゲームである。本作の舞台は、鬼たちの思念が漂う涅槃の島、鬼世島。主人公の空太は、人にして悪鬼である桃太郎を倒そうとする、一匹の鬼だ。モノノフである空太は、鬼世島に眠る歴戦のツワモノの魂を呼び起こし、試練に挑戦。悪鬼・桃太郎を打ち倒そうとする、鬼の物語が描かれていく。


鬼の空太は相棒の風丸と共に、哀愁の漂う鬼世島を巡る。ゲームプレイとしては、空太は鬼世島にて獅子舞や黒い鬼など、自身よりも大きな怪物たちと戦闘。ローリングによって攻撃を交わしつつ、手に持った棍棒で打撃を加えて、敵を撃退していくようだ。敵となる思念体は「体」にダメージを与えるだけでは復活してしまう。そのため敵を倒すには、風丸が抜き取った「心」を破壊する必要があるという。二人のキャラクターを同時に操作するバディアクションが持ち味になるようだ。

また今回公開されたスクリーンショットでは、謎の少女や小さな鬼たちの姿も確認できる。少女は何者で、空太とどのように関わるのだろうか。桃太郎にまつわるストーリーにも期待したいところだ。

【UPDATE 2022/8/6 10:23】
ゲームプレイに関する情報を追記


本作を手がけているKENEI DESIGNは、 葉山賢英氏による国内のスタジオである。同氏はこれまでにミストウォーカーで『TERRA BATTLE』や『FANTASIAN』のアートを手がけているほか、クリエイターオーディション「PlayStation C.A.M.P!」に合格し、UIデザイナーとして活躍してきた。またKENEI DESIGNとしては、リズムゲーム『B&D』を2019年にiOS向けとして配信している。本作『ONI – 空と風の哀歌』においては、集英社ゲームズの制作協力のもと、開発が進められているようだ。

ONI – 空と風の哀歌』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに2022年リリース予定。また本作は、京都市勧業館みやこめっせにて8月6日・7日に開催のBitSummit X-Roadsにて、試遊展示も実施されている(一般公開日8月7日)。


※ The English version of this article is available here

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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