スクエニ傑作リメイク『タクティクスオウガ リボーン』11月11日発売決定。PSP版『運命の輪』をベースに、現代向けに再創造

スクウェア・エニックスは8月4日、タクティカルRPG『タクティクスオウガ リボーン』を発表した。2010年に発売されたPSP向けリメイク作『タクティクスオウガ 運命の輪』をさらにリメイクしたものだ。

スクウェア・エニックスは8月4日、タクティカルRPG『タクティクスオウガ リボーン』を発表した。発売日は11月11日。Steam版の発売日は11月12日。対応プラットフォームはPS4/PS5/Nintendo Switch/PC(Steam)。通常版の価格は5480円(税込)。

『タクティクスオウガ』は1995年にクエストから発売されたSFC向けシミュレーションRPGだ。ヴァレリア諸島と呼ばれる地域で起こった民族紛争をテーマに、プレイヤーの選択によって分岐する物語が描かれる。独自システムを生かした高い戦術性や重厚なストーリーが評価されており、発売から27年が経っても色あせない魅力を持つ作品だ。

今回発表された『タクティクスオウガ リボーン』は、2010年に発売されたPSP向けリメイク作『タクティクスオウガ 運命の輪』をさらにリメイクしたものだ。本作の特徴として、まずは映像表現力の向上が挙げられる。キャラクターや背景グラフィックが高解像度になっているほか、ゲームシステムやUIなどのプレイアビリティが強化。UIは情報把握のしやすさや操作手順の簡略化を考慮し、内容が一新されているようだ。


サウンド表現力の向上として、カットシーンのフルボイス化やSEの再構築、生演奏で再レコーディングされたBGMが挙げられる。ボイス音声は英語音声と日本語音声に対応。楽曲はオリジナル版のコンポーザーである崎元仁氏の手によって再レコーディングされているほか、『タクティクスオウガ リボーン』書き下ろし楽曲も収録されている。

バトルデザインのリメイクとして、『運命の輪』で採用されていたクラスごとのレベル管理システムをユニットごとの管理に変更。ユニットごとに成長に変化をもたせ、戦略性の高い体験が楽しめるようだ。また、バトルAIは一新され、バトルフィールドの形状や戦局に応じて敵の戦術が変化していくとのこと。タクティカルRPGの醍醐味である、緊張感のあるバトルが演出されているようだ。


タクティクスオウガ リボーン』はPS4/PS5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに、11月11日(Steam版は11月12日)発売予定だ。通常版の価格は5480円(税込)。そのほかにも、デジタルコンテンツが付属するデジタルプレミアムエディションや、画集などが付属するe-STORE限定コレクターズエディションも販売される。それぞれの商品詳細は、公式サイトをご参照いただきたい。

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Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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