マルチプレイ・ドタバタ対戦『グラトニー(仮称)』発表。スクエニのゲーム開発コミュニティによる、ユーザーと一緒につくるゲーム


スクウェア・エニックスは7月15日、『グラトニー(gluttony、仮称)』を発表した。同作は、スクウェア・エニックスの「ライブインタラクティブワークス(以下、LIW)」が新たに発足させたコミュニティ「LIWゲーム開発会議」にて、ユーザーと一緒に開発予定。開発初期の現段階では、まずはゲーム実況者を対象に参加者が募集されている。


LIWゲーム開発会議は、スクウェア・エニックスのLIWが新たに発足させた、「開発段階からユーザーに継続的に参加してもらうことで、より魅力的なゲーム体験を目指す」という試みだ。スクウェア・エニックスでは初のゲーム開発コミュニティになるという。具体的には、ユーザーがゲームのテストプレイや意見のフィードバック、開発メンバーとのディスカッションなどを通して、ゲームの開発に参加。そうしたコミュニティ内での活動によって、意見がゲームに反映されたり、ゲームが改善されていく過程が実際に体験できたりといった、リアルなゲーム開発の一端が体験できるそうだ。

そんなLIWゲーム開発会議の第一弾タイトルが、あわせて発表された『グラトニー(仮称)』である。『グラトニー(仮称)』は、モンスターと人間の戦いが展開される、パニック映画風のオンラインマルチプレイ対戦ゲームだ。外見こそ可愛らしいものの圧倒的な力で人間を捕食するモンスターと、協力してモンスターに反抗しようとする人間たちが登場。プレイヤーだけでなく視聴者も一緒に楽しめるような、ドタバタ感のあるパーティーゲームが目標にあるという。


『グラトニー(仮称)』におけるゲーム開発への参加者としては、まずはゲームを「コミュニケーションのツール」として最大限に活用していることから、ゲーム実況者が募集されている。応募条件は、ゲームをより面白くするプロセスに興味があり、YouTubeまたはTwitchのチャンネル登録者数が3000人以上であること。LIWゲーム開発会議へ参加希望の場合、公式Twitterをフォローした上でDMを送ると、配信状況などを確認した上で連絡があるそうだ。プレスリリース内では参加者の紹介動画としていい大人達さんギンさんナカイドさんヨウコウさんの動画が紹介されている。

またLIWゲーム開発会議では、今後ゲーム開発の段階にあわせて、参加対象者を広げた募集が実施されていく。参加者限定の特典なども用意されているそうだ。

『グラトニー(仮称)』は、ユーザーと一緒にゲームを開発するコミュニティLIWゲーム開発会議の第一弾作品として開発中。LIWの公式Twitterでは、チャンネル登録者数3000人以上のゲーム実況者を対象に、募集がおこなわれている。



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