『モンスターハンターライズ:サンブレイク』売上300万本突破。新要素の好評や積極的なプロモーションで売上好調
カプコンは7月13日、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』(以下、サンブレイク)を、全世界で300万本販売したことを発表した。本作は6月30日に発売されたばかり。好調な売れ行きを見せているようだ。
『サンブレイク』は、ハンティングアクションシリーズ最新作である本編『モンスターハンターライズ』(以下、ライズ)の超大型有料拡張コンテンツだ。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)。カムラの里から遠く離れた異国の観測拠点「エルガド」を巡る新たな物語には、メインモンスターの爵銀龍「メル・ゼナ」をはじめ、数多くの追加モンスターが登場。新たなハンターアクションや「マスターランク」クエストなど、本編をさらに楽しめる新要素が導入される。
カプコンは、売上好調の理由として発売前のプロモーションを挙げている。まず、発売直前にグローバル配信したデジタルイベント「カプコンショーケース」における幅広い情報発信。そして、Nintendo Switch/PCに向けた体験版の提供などの積極的なプロモーション。これらが功を奏し、多くユーザーの関心と注目を集めることができたと分析している。本作では8月の無料アップデートを皮切りに、今後も継続的にアップデートを実施。長期的な販売を目指していくとのことだ。ちなみに、『モンスターハンターワールド』の超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワールド:アイスボーン』PS4/Xbox One版においては、1週間で250万本を出荷していた。
『サンブレイク』では、新たにソロプレイ専用の盟友クエストが登場。『サンブレイク』からの新キャラクターや、『ライズ』のキャラクターたちとの狩りを楽しめるクエストが複数用意されている。同クエスト中の、キャラの豊富なボイスラインなどが、多くのプレイヤーから好評を受けているようだ。
また、過去作からの追加モンスターとしては、『モンスターハンターフロンティア』(以下、フロンティア)より棘竜エスピナスが登場。『フロンティア』は、今まで他シリーズとは明確に世界観を異にしていたタイトルだ。そんな同作からのモンスターの参戦は、ファンの注目を集めていた。以上のように、新要素と過去作要素のバランスがよく新規ユーザーと従来ファンの心を掴んでいることも、好調な売上の背景としてあるのかもしれない。
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。ダウンロード通常版の価格は税込4990円。なお本作の追加要素を楽しむためには、本編の集会所クエスト★7「雷神」をクリアしておく必要がある。一方で、『ライズ』から遊ぶ場合に役立つサポート装備が無料配信中。売上300万本突破を記念したアイテムパックも7月14日に配信されるとのことだ。