鉄道管理シム『RAILGRADE』正式発表、2022年後半発売へ。埼玉生まれの工場鉄道自動化ゲーム

Epic Games Publishing/ Minakata Dynamicsは6月28日、『RAILGRADE』を正式発表した。鉄道網に焦点を当てた管理シミュレーションゲームだ。『タイニーメタル』シリーズに携わったクリエイターが開発を率いている。

Epic Games Publishing/ Minakata Dynamicsは6月28日、『RAILGRADE』を正式発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Epic Gamesストア)。2022年後半に発売予定。

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『RAILGRADE』は鉄道網に焦点を当てた管理シミュレーションゲームだ。経済が混乱状態にある地球外植民地を救うべく、主要な工場群と必要な資源のあいだに鉄道を敷設。消費と生産をうまく管理して、効率的な供給網を作り上げよう。「電車の力が世界を救う」というテーマを感じられる作品となるそうだ。

本作では、簡単な操作で複雑に絡み合う鉄道網を瞬時に作り、管理することができる。列車のカスタマイズも可能なようで、多種多様なエンジンや貨物車が選択可能だそうだ。列車や鉄道を最適に運用して、険しい自然環境の地形を突き進む最高効率の運送ルートを作り上げよう。ただし、列車と大事な貨物の動きを妨げるボトルネックには要注意だ。


シングルプレイヤーキャンペーンでは、50以上のミッションが収録。地球外の工業コロニーにかつての栄光を取り戻すことを目指す。ミッションごとに獲得できるトークンを使用すれば、新たな工場、アップグレート、オプションをアンロックできるという。ボーナスサイドミッションは、己の実力を試すチャレンジ要素となるようだ。石油資源を求める砂漠の探索、ロケット発射プログラムの発展などを目指すミッションが用意されているという。


本作を手がけるのは埼玉県八潮市に拠点を置くMinakata Dynamics。Daniel Dressler氏が立ち上げた合同会社だ。Daniel Dressler氏は、カナダより日本に来日し、『タイニーメタル』シリーズに携わったクリエイターだ(弊誌インタビュー記事)。もともとUnreal Engineに知見をもっていた。

『RAILGRADE』公式サイトでは、Dressler氏が開発チームのChris氏とともに、本作の特徴を伝えている。Dressler氏によると、Epic Gamesの協力により、Unreal Engineを手がける開発者から直接サポートを受けることができたそうだ。これが開発の大きな助けになったのだという。

またChirs氏によると、Nintendo Switch版は半年の期間をかけて入念に最適化され、すでにパフォーマンス目標を達成しているとのこと。Dressler氏は、本作のNintendo Switch版が、管理シミュレーションというジャンルの入門作になってくれることを夢見ているそうだ。

なお、本作は2021年よりSteamにてデモプレイが無料配信されていたが、今回の正式発表に伴って、Steam上から本作のストアページは削除されている。Epic Games Publishingから発売される経緯もあり、PC版はEpic Gamesストア独占 となったのだろう。


『RAILGRADE』はNintendo Switch/PC(Epic Gamesストア)向けに、2022年後半に発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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