『Ghostwire: Tokyo』新アプデで、 うるさい天狗を黙らせられる。静かな東京散策へ

Tango Gameworksは5月3日、『Ghostwire: Tokyo』最新アップデートを配信した。天狗の鳴き声の音量調整のほか、不具合修正・パフォーマンス改善やこどもの日にちなんだコンテンツなどが盛り込まれている。

Tango Gameworksは5月3日、『Ghostwire: Tokyo』最新アップデートを配信した。天狗の鳴き声の音量調整のほか、不具合修正・パフォーマンス改善やこどもの日にちなんだコンテンツなどが盛り込まれている。

『Ghostwire: Tokyo』はTango Gameworksが手がけたアクションアドベンチャーゲームだ。無人と化した東京を舞台に、主人公コンビによる人々を救うための戦いが描かれる。本作には多彩な妖怪が存在し、時には無人の東京を戦い抜く助けとなってくれる。なかでも、移動を大幅に楽にしてくれるのが「天狗」だ。主人公はビル屋上などに点在する天狗たちをワイヤーで引っ掛けることで、一気に高所に移動することが可能。また天狗は、羽ばたきの音や「ゲーッ、ゲーッ」といった鳴き声で所在をアピールしてくれる。

しかし、このアピールがうるさかった。天狗は東京中に点在するため、かなりの頻度で熱烈アピールが耳に入ることになってしまうためだ。今回のアップデートにより、オプションに「妖怪の音量」スライダーが追加された。ここを調整すれば、天狗の大音量に悩まされずに済むわけだ。また、筆者が確認したところ、鳴き声の頻度も控えめにされた様子が見られた。ほかにも、全プラットフォームでアナログスティックのデッドゾーン(操作を無視する範囲)を調整するオプションが追加され、PC版ではON/OFF可能なマウススムージング機能が実装されるなどオプションが充実した。また、早期にファストトラベルが利用できるようになり、遊びやすさが向上している。

また、今回のアップデートでは全プラットフォームにおいて全体的なパフォーマンス改善がなされた。PS5版では品質モードでパフォーマンス低下する不具合が修正され、特定操作で進行不能になる不具合なども修正されている。PC版においても、カットシーンの不具合に対処する「ムービー表示モード」オプションが実装。カットシーンの音ズレなどが発生するユーザーは、こちらを調整するとよさそうだ。ほかには、追加コンテンツとして「こどもの日」をテーマにしたエモートやコスメティックアイテムが追加された。こまかい不具合修正点など、さらなるアップデート詳細については公式パッチノートを参照されたい。

『Ghostwire: Tokyo』はPlayStation 5/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売中。



※ The English version of this article is available here

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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