Razer、日本向けのゲーミングデバイス価格を5月10日より多数値上げへ。円安の影響が及ぶ

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ゲーミングデバイスを展開するRazerは4月30日、自社製品の日本国内向け価格を改定すると発表した。40種類以上のデバイスが5月10日より軒並み値上げとなる。先日値下げを発表した直後の一転値上げには、為替相場の影響があったようだ。

今回の値上げの対象となるのは、マウスやヘッドセットなど幅広いRazer製品だ。たとえば、マウス製品ではViper Miniが3980円から4980円へと1000円値上げ。Naga Xについては7480円から8980円へ改定され、1500円値上げとなっている。ほか、ヘッドセットBlackShark V2 – Special Editionは1万3900円から1万6980円へと3000円値上げされるなど、各製品価格が10%~25%ほど高くなるようだ。ほかにも多数製品が値上げ対象となっているため、詳細は下記公式発表画像を参照されたい。


Razerは日本国内向けの値下げについてしばしば実施しており、今回の値上げは苦渋の決断かもしれない。発表によれば、今回の値上げは「為替の急激な変動」が原因とのこと。現在の円相場は円安ドル高傾向が加速しており、輸入品価格や材料費高騰による影響などが伝えられている。今回のRazer各製品値上げも、そうした影響から実施されたのだろう。

また、Razerはつい先日、多数ゲーミングデバイスの値下げを発表したばかりだった(関連記事)。その際値下げされた商品と、今回の多岐にわたる値上げラインナップは重複しないよう設定されている点も意図を感じる。いずれにせよ、Razer製デバイスで欲しい製品がある方は、5月10日までに決断した方がよいだろう。



※ The English version of this article is available here

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