『Apex Legends』新シーズン発表会情報まとめ。ストームポイント主要エリアは18か所に増量、新たなPvEスポットも

 

Respawn Entertainmentは5月3日、『Apex Legends』シーズン13「救世主」のゲームプレイトレイラーを公開した。それに先だって弊誌は、Electronic Artsよりメディア向けオンライン説明会に招待していただいた。そこで発表された内容にもとづき、本稿ではシーズン13についての最新情報、および『Apex Legends Mobile』についての続報をお届けしていく。
 

 
まず、本日公開されたゲームプレイトレイラーでは、新レジェンドであるニューキャッスルの姿や、ストームポイントの改変が披露された。なお、ニューキャッスルの正体や、巨大なクリーチャーとの戦闘の様子は、先日公開されたストーリートレイラーで確認できる(関連記事)。

説明会では、ストームポイントの改変について、開発者によって詳しく紹介された。まずは、新エリアであるダウンビーストについて。ダウンビーストは、巨大な怪獣の死骸が目を引くロケーションだ。ノースパッドやチェックポイント付近に位置しており、物資はハイティアに設定されている。プレイヤーは怪獣の身体の内側を探索するだけでなく、上にのぼることも可能だという。

ダウンビーストの追加によってストームポイントの主要エリア数は17から18へと増加。マップ全体にプレイヤーが散らばることで、競争性がさらに高まることを意図しているそうだ。各チームの動きにも変化が加わり、新鮮なゲームプレイを味わえることだろう。
 

 
つづいて紹介されたのは、IMCアーマリーについて。IMCアーマリーは、怪獣との戦いに備えて、ストームポイントの地下から現れたカーゴ設備だ。ストームポイントにさらなるPvEコンテンツを追加するという意図のもと、制作された要素だという。内部にはセキュリティとして、『タイタンフォール 2』にも登場した戦闘ロボットであるスペクターが配備されている。
 

 
設備がアクティベートされると、60秒間スペクターたちとの戦闘を強いられる。戦闘後は、持っている武器をアップグレードする戦利品を獲得できるという。時間内に部隊が倒したスペクターの数に応じて、戦利品も増加するようだ。なお、この60秒間はドアがロックされるため、ほかのチームの乱入を心配する必要はないそうだ。アーマリーからは、ジャンプタワーのように上に飛び上がって離脱することも可能。外での待ち伏せにも対応できるようになっている。

また、内部には武器ラックが設置されている。そのため、比較的低リスクでありながら、初動からチームの大幅な戦力アップを狙える便利な設備となりそうだ。ちなみに、入る人数によって何らかの変化も用意されているらしい。なお、現時点ではほかのマップにIMCアーマリーを登場させる予定はないようだが、プレイヤーの反応によってはその可能性もあるとのことだ。
 

 
そのほか、原生生物であるスパイダーやプラウラーといった既存の部分にも変更が加わり、マップ全体がアップデートされているという。さらに、ストームポイントの改変はこれで終わりというわけではない。今後も既存の部分を取り除くことなく、新たな要素を追加するかたちで、アップデートを続けていくそうだ。

また、説明会では、『Apex Legends Mobile』についての新発表もあった。同作は、今までのPC/コンソール版からは独立したタイトルとなり、モバイル限定の要素が実装される(関連記事)。そのため、すでに『Apex Legends』をプレイしているユーザーでも新鮮な楽しみ方ができるという。そしてなんと、『Apex Legends Mobile』は、今月5月中に全世界で同時リリースされる予定だ。事前登録期間中にサインアップしておけば、プレイヤー登録数に応じた限定アイテムが手に入る。興味のある人は忘れずに事前登録を済ませておこう。

新シーズン開始を目前に、新たな情報が明かされた『Apex Legends』。新レジェンドであるニューキャッスルの詳細についても気になるところだが、こちらは続報を待つことにしよう。

『Apex Legends』シーズン13「救世主」は、5月11日より開幕予定だ。