アクアプラスは4月26日、『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』を9月8日に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)。価格は税込8580円。発表にあわせて、公式サイトが公開されている。
『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』は、『うたわれるもの』シリーズの20周年記念タイトルとして制作中のRPGだ。本作の主人公オシュトルは、大國ヤマトに属する辺境の郷エンナカムイで母と妹ネコネと共に3人で暮らしていた。ある日オシュトルは、調査依頼中に謎めいた少女シューニャと遭遇。彼女から、なくなったはずの父が生きていると告げられ、真実を知るために地図にない謎の國アーヴァ=シュランを目指すことになる。
登場人物としては、無邪気で謎めいた言動の多いシューニャ。イヅモ領主の娘で、武人の顔も持ち合わせる少女ムネチカ。オシュトルの修行先に押しかけたという筋のとおった男ミカヅチなどが登場。後にうたわれるものとなる、青年の物語が描かれる。オシュトルたちはアーヴァ=シュランを目指し、フィールド上を歩いていく。ゲームシステムの詳細は明かされていないものの、PVなどを見る限りでは、本作ではオシュトルやシューニャを操作し、3Dで表現されたフィールド上を探索できるようだ。
『うたわれるもの』シリーズは、アクアプラスのブランドLeafより発売された18禁の和風SFSLG『うたわれるもの』に端を発する作品群である。第1作『うたわれるもの』は、2002年にPC向けにリリースされた後、2006年にPlayStation 2版が発売。謎の仮面を被った記憶喪失の青年ハクオロの視点から、世界を揺るがす戦乱や耳と尾のあるキャラクターたちとの交流、仮面とハクオロ自身の謎が描かれていた。
また、2作目『うたわれるもの 偽りの仮面』および3作目『うたわれるもの 二人の白皇』では、ハクオロたちの戦いよりも後の時系列の物語が展開。記憶喪失の青年ハクの視点から、大きな戦いが描かれている。『うたわれるもの 偽りの仮面』以降では、『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』の主人公と同名のオシュトルというキャラクターや、ネコネという少女が登場していた。本作のキャラクターたちと関わりがあるのかもしれない。
『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』はPlayStation 4/PlayStaiton 5/PC(Steam)向けに、税込8580円で9月8日発売予定。PS4/PS5向けの初回生産版(パッケージ)の特典および、ダウンロード版の早期購入特典としてビジュアルブックと本作の楽曲の一部を収録したサウンドトラックが付属。PS4/PS5のダウンロード版をプレオーダーすると、アーリーアクセス権および2種類の装備品DLCが入手できる。また、公式サイトではパッケージ版の各種店舗特典も公開されている。
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