ヤマハから「ゲーム配信・ボイスチャット用」小型ミキサーとヘッドセットが発売へ。より没入感あるストリーミングを実現

ヤマハは4月20日、ゲームストリーミングミキサー「ZG01」およびヘッドセット「YH-G01」を6月1日に発売すると発表した。両製品をセットにした「ZG01 PACK」も発売される。

ヤマハは4月20日、ゲームストリーミングミキサー「ZG01」およびヘッドセット「YH-G01」を6月1日に発売すると発表した。価格はZG01が税込3万1900円、YH-G01が税込1万8700円。両製品をセットにした「ZG01 PACK」が税込4万5100円となっている。
 

 
ZG01は、2入力1出力のHDMI端子や2つの仮想デバイスとして認識される機能を備えた、ゲームストリーミングミキサーだ。本製品には、まずHDMI端子やAUX端子などが備わっている。これらによって、家庭用ゲーム機やマイクからの映像/音声入力と、モニターやキャプチャーボードへの出力が可能。各入力音源に対して、音量調節用の物理的なツマミも用意されており、個別に音量を変更してボイスチャットやゲーム配信ができる。端子としては、PC接続用と電源供給用にUSB(Type-C)が2つ搭載されている。

PC接続時には、専用のドライバーを導入すると、ZG01が2つの仮想デバイスとしてPCに認識される。仮想デバイスが2つあることで、目的に応じて異なる音声が作成可能だ。たとえば、片方にはボイスチャット用にマイク音声を流しながら、もう片方には配信用のゲームも含めた音声を流すなど、複雑な使い方もできるそうだ。

また、ZG01には独自の音声エフェクトが搭載されており、専用アプリを使った詳細な設定ができる。エフェクトを使うと、キャラクターの声を抑えたり、対戦相手の足音を目立たせたりといったことが可能。ゲームに応じて設定を変えると、高い没入感が得られるという。製品本体に3つの物理ボタンが用意されており、それぞれにプリセットを登録すると、瞬時に設定が呼び出せる。そのほか音声関連では、ボイスチェンジャーや無線音声への変換エフェクトも搭載されている。ゲーム音声とボイスチャットを切り分け、会話する相手の声を仮想空間上に配置することで、聞き分けやすくなる機能も用意されているそうだ。
 

 

ニュースリリースのスクリーンショット

 
YH-G01は、ZG01との組み合わせに最適だというヘッドセットだ。基本としては、長時間の連続利用を想定したヘッドセットになっている。ヤマハのモニターヘッドホンをベースに、イヤーパッドにはメッシュ素材を採用。原音に忠実な音を再生することで耳が疲れづらく、メッシュ素材によって快適な装着感になっているそうだ。一方、マイクには着脱可能なコンデンサーマイク、コネクターには3.5mm 4極ステレオミニ(TRRS)端子が採用されている。マイクを使用しない際には、取り外しもできるのだろう。
 

ニュースリリースのスクリーンショット

 
ゲームストリーミングミキサーZG01は税込3万1900円、ヘッドセットYH-G01は税込1万8700円で、6月1日に発売予定。両製品セットのZG01 PACKは、両製品を合わせたよりお得な税込4万5100円となっている。

【UPDATE 2022/04/21 08:28】
価格についての表記を修正




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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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