鋼屋ジン氏がニトロプラスを退職。『斬魔大聖デモンベイン』『 ギルティクラウン ロストクリスマス』などのシナリオライター

鋼屋ジン氏は4月4日、Twitter上でニトロプラスからの退職を発表した。同氏のツイートによると、今後はフリーとして活動。ニトロプラスの作品からも、完全に手を引く訳ではないそうだ。

シナリオライターの鋼屋ジン氏は4月4日、Twitter上でニトロプラスからの退職を発表した。同氏のツイートによると、今後はフリーとして活動。ニトロプラスの作品からも、完全に手を引く訳ではないそうだ。


鋼屋ジン氏は、国内のコンテンツ制作会社ニトロプラスに所属し、活動してきた企画・シナリオライターだ。ゲーム作品としては、2003年に発売された18禁の荒唐無稽スーパーロボットADV『斬魔大聖デモンベイン』にて脚本を担当。以降は、PlayStation 2向けの移植版『機神咆吼デモンベイン』や後日譚『機神飛翔デモンベイン』、TVアニメ「ギルティクラウン」のスピンオフゲーム『ギルティクラウン ロストクリスマス』などでシナリオを手がけてきた。近年では、アニメ版「アズールレーン」のシリーズ構成および一部脚本や、「ギルティクラウン」や「活劇 刀剣乱舞」などの一部脚本を担当している。ニトロプラスが活動の場を広げると共に、同氏も活動の幅を広げてきたわけだ。

本日4月4日、Twitter上の鋼屋ジン氏自身のツイートを通して、ニトロプラスからの退職が明らかとなった。今後はフリーとして活動していくそうだ。また同氏は、ニトロプラスからは退職したが、同社の仕事から完全に手を引くわけではないという。具体的には、『斬魔大聖デモンベイン』の15周年プロジェクトの一つとして発表されていたストーリー付きの設定資料集「斬魔大戰デモンベイン」が、近いうちに届けられるように現在制作進行中。ニトロプラスが原作を務める『刀剣乱舞-ONLINE-』の実写映画第2弾「刀剣乱舞―黎明―」にも、脚本の一人として参加している。ニトロプラスからの退社後も、引き続き同社の作品に関わっていくのだろう。
【UPDATE 2022/04/04 15:22】「刀剣乱舞―黎明―」の記載について修正。

『斬魔大聖デモンベイン』の関連作など、ニトロプラス作品も含めて同氏の今後の活躍に期待したい。またニトロプラスからは、PlayStation 2版の逆移植版『機神咆吼デモンベイン』が、2019年よりPC向けに発売中だ。





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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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