『FF14』DCトラベルとワールドリグループについて詳細追加発表。ハウジング難民の納得は得られるか

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スクウェア・エニックスは3月28日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のデータセンタートラベルとワールドリグループについてのトピックスを公開した。パッチ6.18にて公開されるデータセンタートラベルシステムの詳細と、それに伴っておこなわれるワールドリグループについて、これまでに出た最新の情報を取りまとめた内容だ。プレイヤーからのフィードバックに基づいた変更点やスケジュールの変更などもあわせて公開されている。

『FF14』の日本データセンターでは、2022年7月ごろに新たな論理データセンター追加にともなう大規模なワールド構成の変更がおこなわれることが告知されていた。3月4日に配信された「第69回プロデューサーレターLIVE」で内容の詳細が発表されたものの、ライブ配信のコメント欄ではプレイヤーが混乱する様子も見受けられた。そのため、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏は放送中に「後ほど、トピックスという形式できちんとまとめたものを公開する」としていた。本日のトピックスはそうした経緯で公開されたものである。

これまで公開されていた情報から変更となった点としては、データセンタートラベルの実装時期が挙げられる。データセンタートラベルはワールドリグループよりも前に実装すると告知されていたが、正しくは「両者は同時に実装/実施」されると訂正された。

また、プレイヤーからのフィードバックをうけ、ホームワールド移転サービスの無料化期間が追加されている。これまで2022年7月にワールドリグループが実施されてからの一定期間はホームワールド移転サービスが無料となることが告知されていたが、新たに2022年3月31日17時からパッチ6.1にともなうメンテナンス開始までの期間も無料化期間となる。加えて、「第69回PLL」での情報公開があった3月4日20時から2022年3月31日16時59分までの間にホームワールド移転をおこなったプレイヤーに対しては、『FF14』をはじめスクウェア・エニックスのサービスで利用できる共通通貨Crystaでの払い戻しが実施される。また、無料化期間は個人ハウスおよびアパルトメントの土地価格返金に補償金としてギルが上乗せされる。


無料化期間が追加された背景としては、パッチ6.1で新たなハウジングエリア「エンピレアム」が実装されることが挙げられる。『FF14』では昨今の半導体不足や渡航制限などの影響をうけてサーバー増強が追いついておらず、ハウジングエリアは年単位で“土地不足”の状況が続いている。そんななか、プレイヤー待望の土地追加が実施されるのがパッチ6.1なのだ。パッチ6.1は2022年4月中旬の実装が予定されている。しかし、2022年7月にはワールドリグループが実施される。引っ越しや土地購入を検討しているプレイヤーにとって、ここが葛藤の原因になっているのだ。

ワールドリグループでは日本データセンターのいくつかのワールドは「Meteorデータセンター」に組分けされ、これまで在籍していたデータセンターのプレイヤーとは離れ離れになってしまう。もちろん、ワールドリグループと同時に実装されるデータセンタートラベルを利用すれば一緒にコンテンツに遊びに行ったり、フィールドを散策したりといった遊びは引き続き楽しめる。しかし、別々のデータセンターにいるままではチャット機能が不通になったり、よそのデータセンターでは制限される機能があったりと、これまでのようにはいかない部分も少なからず存在する。そのため、Meteorデータセンターに移動することが決まったワールドのプレイヤーの中には、元のデータセンターのワールドに移転することを検討しているプレイヤーもいたようだ。逆に、新天地であるMeteorデータセンターに興味を持ち、移転してみたいと考えるプレイヤーもいたことだろう。しかし、どちらの場合でもネックとなってくるのが各プレイヤーが所有するハウジングの問題である。

『FF14』のハウジングはワールドごとの番地に紐付いており、ワールド移転をする際は所有している土地を放棄しなければならない。2022年7月までにワールド移転を考えるのであれば、2022年4月中旬に実装されるハウジングの購入は諦めるか、先んじてワールド移転した先でハウジングを購入しなければならないのだ。そもそも、前述のように『FF14』のハウジングエリアは慢性的な“土地不足”状態だ。どんな僻地でも購入の際は常に抽選が発生するような状況のため、必ず土地を手に入れられるとは限らない。しかもワールド移転にはリアルマネーが発生するため、「買えるかどうかもわからない土地のためにお金を払ってワールドを移転する」という状況が発生していた。プレイヤー間では「ワールドリグループに関する補填としてリグループ後に無料化期間を設けるのであれば、新たなハウジングエリア実装直前のホームワールド変更サービスも無料にするべきではないか」というフィードバックも多く見受けられ、それが今回の無料化期間追加につながったものと見られる。


『FF14』の今後を見据えたサーバー増強によって日本データセンターに訪れたワールド再編の波は、少なくないプレイヤーに影響を与えている。Meteorデータセンター行きが決定したワールドの住人をはじめ、混乱したプレイヤーも少なくなかっただろう。そんなプレイヤーに対し、『FF14』運営側は可能な限りの補填をおこなうことを約束している。とはいえ、本稿のかいつまんだ説明だけでは不十分な部分も少なくないだろう。データセンタートラベルの実施やワールドリグループの詳細については、トピックス本文をご参照いただきたい。


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