『VALORANT』アプデ後に不具合発生で、コンペティティブモードが一時的に無効化。現在は解消済み【UPDATE】 


Riot Gamesは3月24日、『VALORANT』公式Twitterアカウントにて、同作にて不具合が発生していると発表した。 先日パッチ4.05のアップデートがされた『VALORANT』であるが、複数の不具合が発生しているという。不具合の修正が完了するまでの間、ゲーム内のコンペティティブモードが一時的にプレイ不可となっている。

不具合の内容について、『VALORANT』Twitter公式アカウントは次のように説明している。

  • レイズのブラストパックを使用した際、入力キューと再装備の速さに影響を与えるバグ
  • 特定の状況下でスパイクの解除音が聞こえなくなるバグ

レイズのブラストパックに関するバグについて

パッチ4.05のアップデート適用後、レイズのアビリティ「ブラストパック」を使用してジャンプした直後に、武器およびアルティメット「ショーストッパー」を構える動作が追加されるようになった。以下は、海外掲示板redditのユーザーが投稿した、パッチ4.05のレイズのプレイ動画である。

投稿タイトルにもある通り、レイズの動作がどこか “awkward”(不器用)になっているのが見て分かる。レイズはその高いエントリー力(敵陣地に入り込む能力)が魅力のエージェントであるが、このようなぎこちない動作が入ってしまうと、ブラストパックを活用した華麗なエントリーが難しくなり、エージェント自身の魅力も半減してしまうだろう。


なお、パッチ4.05のパッチノートには、エージェントのアップデートについてはブリムストーンの「スティムビーコン」のみ記述があり、レイズのこのような変更には一切言及がなかった(関連記事)。そのため、一部コミュニティでは「サイレントナーフ」なのではないかと話題になっていた。そんな中で、ブラストパックのこの挙動は正式に不具合であることを、『VALORANT』Twitter公式アカウントが明言したわけである。

スパイクの解除音が聞こえなくなるバグについて

また、パッチ4.05のアップデート適用後、稀にスパイクの解除音が聞こえなくなる不具合が各所で報告されている。

この不具合により、防衛側(スパイクを解除する側)が実際にはスパイクを解除していたにもかかわらず、攻撃側(スパイクを設置した側)は解除音がまったく聞こえず、それに気づかないままスパイク解除を通されてしまうという事故が見られるようになった。redditには、実際にそのような事故に遭遇したプレイヤーの動画がいくつか投稿されている。


※ プレイヤーは動画の0:18にはスパイクが解除されていないことを実際に目視している。しかし、その後一切の音が聞こえていないにもかかわらず、動画の0:28にはスパイクが解除され、ラウンド敗北となっている。

コンペティティブモードが一時的にプレイ不可に

以上の不具合を説明した上で、『VALORANT』Twitter公式アカウントは当初「1-2時間以内に直る予定である」とツイートで発表していた。しかし、発表の約1時間後に「バグは思っていたよりもトリッキーであることが判明した」と続けて引用リツイートで説明。修正が完了するまでの間、コンペティティブモードのキューを無効にすると発表した。本ツイートは「うまくいけば明日までには修正できる」という言葉で締められている。一連の不具合が無事に解決されることを願うばかりだ。


『VALORANT』は、Riot GamesからPC向けに基本プレイ無料にて配信中。

【UPDATE 2022/03/25 13:10】 
Riot Gamesは3月25日、レイズおよびスパイクの解除音に関する不具合が解消されたと発表した。コンペティティブモードも通常通りプレイが可能となっている。