ダンジョン探索RPG『両手いっぱいに芋の花を』Nintendo Switch/Steamで3月10日配信へ。希望の種を求め、地下迷宮を攻略

PLAYISMは3月3日、『両手いっぱいに芋の花を』を3月10日に配信開始すると発表した。『両手いっぱいに芋の花を』は、幻の種を求めて地下迷宮を攻略する、3Dダンジョン探索RPGである。

弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMは3月3日、『両手いっぱいに芋の花を』を3月10日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)。通常価格は税込1870円で、さらに発売時は10%オフのローンチセールが実施予定。また発表にあわせて、ニンテンドーeショップおよびSteamでは、製品版へのセーブデータの引き継ぎに対応した体験版が公開されている。
 

 
『両手いっぱいに芋の花を』は、幻の種を求めて地下迷宮を攻略する、3Dダンジョン探索RPGである。本作の舞台は、土壌汚染により長年人類社会が脅かされている世界だ。大災害の時代、ある迷宮の最下層が賃貸しの宝物庫として利用されていた。貸し宝物庫には、錬金術師の一団が箱いっぱいの何かを持ち込んだといい、毒に耐性のある作物の種子が入っていた可能性がある。知識や魔法のアイテムを収集する調査隊は、錬金術師が残した種を手に入れるため、ひなびた島へ出発。プレイヤーは調査隊のメンバーとして、地下迷宮の最下層を目指すことになる。
 

 
かつて貸し宝物庫があった地下迷宮には、モンスターが住み着いている。プレイヤーは3人パーティーを編成してダンジョンへ挑戦。モンスターと戦いながら、仕掛けを解いて地下迷宮の攻略を進めていく。本作の戦闘は、ターン制のコマンドバトルに、スタミナの要素を取り入れたものだ。通常攻撃やスキルなど、行動にはそれぞれ消費スタミナが設定されている。スタミナは基本コマンドの構えなおしで回復できるが、スタミナが切れると行動が限定されるため、隙を見て息を入れることになる。

また本作では、ターン毎に敵の攻撃対象と命中確率が予告表示されている。キャラクターのスキルには、敵の命中率を大幅に下げる回避や、味方への攻撃を防ぐスキル「かばう」など、攻撃を防ぐためのスキルが存在。予告に対して防御系のコマンドを選ぶことで、攻撃をしのげるわけだ。防御とスタミナを巡る戦略が、攻略上のカギになるのだ。
 

 
またパーティーの編成時には、まずはキャラクターメイクによってクラスと外見を選択し、パーティーメンバーを作成する。クラスは、ウォーリアー/ナイト/クレリック/シャーマン/レンジャー/ローグ/ウィザード/ソーサラーの8種類。パーティーを守護するナイトや回復魔法が使えるクレリック、弓や獣を操って戦うレンジャーに、炎と悪魔召喚が可能なソーサラーなど、各クラスには異なる特徴が用意されている。スキルツリー制の成長要素も採用されており、好みのパーティーとスキル編成でダンジョンに挑戦できる。

なおキャラクターの外見は、種族/目/髪型/ヒゲ/肌の色/目の色/毛の色/被り物がそれぞれ設定可能。種族はオーク/ウッドエルフ/ノーム/ダークエルフ/ゴブリン/ドワーフ/ヒューマンの6種類で、髪型は無しを含めて11種類用意されている。シンプルなグラフィックであるが、限られた自由度のなかでも肌の色や髪型などで個性を表現できるわけだ。
 

 
本作を開発しているのは、国内の個人開発者Pon Pon Games氏である。同氏は、ヒーラー視点のストラテジーゲーム『ヒーラーは二度死ぬ(A Healer Only Lives Twice)』を2016年にリリース。その後、4年以上の期間によって本作が開発されてきた。なお『ヒーラーは二度死ぬ』はSteamにて、151件のユーザーレビューの内、79%の好評を得て現在ステータスは「やや好評」となっている。
 

 
両手いっぱいに芋の花を』は通常価格が税込1870円で、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに3月10日配信開始予定。両ストアでは製品版へのセーブデータの引き継ぎに対応した体験版が公開中。またPLAYISMの公式Twitterでは、発売を記念した「両手いっぱいに芋」プレゼントキャンペーンが実施中だ。3月16日までにPLAYISMのTwitterアカウントをフォローし、対象ツイートをフォロー&リツイートした中から抽選で5名に、芋5kgがプレゼントされるそうだ。





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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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