『天穂のサクナヒメ』とのコラボ果たす『メタリックチャイルド』DLCが大規模。専用の武器や武技などを収録し、3月31日配信へ

パブリッシャーのCRESTは3月3日、『メタリックチャイルド』の『天穂のサクナヒメ』コラボDLCを2022年3月31日に発売すると発表した。サクナヒメおよびココロワヒメ風のカスタムが登場する。

パブリッシャーのCRESTは3月3日、『メタリックチャイルド(METALLIC CHILD)』の最新情報を発表した。『天穂のサクナヒメ』とのコラボDLC2種が2022年3月31日に発売予定。サクナヒメおよびココロワヒメ風のカスタムや、フロアボスが登場するそうだ。また同日には、無料の大型アップデートも配信予定となっている。
 

  
『メタリックチャイルド』は、コアを集めて宇宙船の墜落を阻止する、見下ろし視点のローグライトコアアクションゲームだ。本作の舞台となる宇宙実験室ライフストリーム号では、さまざまな実験が進められていた。しかしある時、アイリーン博士による反乱が発生。船内はロボットに支配され、ライフストリーム号は地球へ落下しようとしていた。

主人公のロナは、アイリーン博士により開発された、人間に近い思考や感情を持つアンドロイドの少女だ。混乱の中、ロナは宇宙船の墜落を止めようと行動開始。同じくアイリーン博士に開発された「メタリックチャイルド」たちを倒し、彼らのエネルギーを集めるため、宇宙船の各エリアを攻略していく。
 

 
ロナは、コアシステムを活用してロボットや大型のメタリックチャイルドたちと戦いを繰り広げる。本作ではステージ攻略中、ロボットを倒すとミニコアが出現することがある。ロナがミニコアを装着すると、一時的にランダムな能力を獲得。攻撃力強化や敵撃破時のHP回復効果など、能力を得ることでロナが強化されるわけだ。

ただしミニコアの中には、バグ/ウイルスコアと呼ばれるマイナス効果のコアも紛れている。バグ/ウイルスコアを取得すると、マイナス効果が発生。単純なデバフ以外に、画面解像度の低下やスパムウィンドウの表示といったユニークなものも含まれており、ミニコア自体が特徴の一つといっても過言ではないだろう。そのほかシステム面では、いわゆるパークやレリック相当のスーパーコアやステージのランダム生成などが導入。ロナ自身には、大きく分けて3種類の武器や武器ごとのスキルなどが用意されている。
 

 
今回の発表では本作『メタリックチャイルド』の、『天穂のサクナヒメ』とのコラボDLC「米とコア」の情報が公開された。コラボDLCでは、まずサクナヒメのカスタムが追加される。カスタムとは、ロナの外見を変更する要素だ。カスタムには、それぞれ特殊能力が付随。サクナヒメのカスタムを設定した場合には、ロナがサクナヒメ風の外見になり、専用武器「戦闘型の鍬 」を使ったスキルが使用可能になる。戦闘型の鍬には、専用ゲージがあり、チャージ段階に応じて3スキルが発動。原作再現が謳われており、『天穂のサクナヒメ』で見覚えのある3つの武技を、ロナのスキルとして使用できるようだ。

カスタムとしては、ココロワヒメのカスタムも登場する。ココロワヒメカスタムには、ココロワヒメモチーフの機巧 武器が付属。こちらも専用のスキルが用意されており、エネルギー球体を撃つ遠距離技が使用できるようだ。
 

 
カスタム以外に、鹿のボス「鹿鬼大将・玄影」がフロアボスとして登場する。原作とは異なり、武器を装備。直線的な突進攻撃に加えて、武器を使ったエネルギー弾も使用してくる。詳細は不明であるものの、討伐に成功後にはなにかが用意されているという。

『天穂のサクナヒメ』とのコラボDLCは、3月31日配信予定。「米とコア」には、サクナヒメのカスタムなどを収録し、税込980円となっている。ココロワヒメのカスタムは別売りとなり、2種類のDLCと強化リソースをセットにしたバンドルも販売される。なお、『天穂のサクナヒメ』を手がけたえーでるわいすのなる氏によると、本コラボDLCは開発者の熱意により、当初よりも大きな内容になったそうだ。

また同日3月31日には、無料の大型アップデートも配信予定だ。同アップデートでは、ロナがスキルを中心に戦うアドバンススタイルや、ハイスコアを目指して戦うスコアアタックが登場。新カスタムや新武器なども新たに導入予定となっている。
 

 
メタリックチャイルド』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに配信中。『天穂のサクナヒメ』とのコラボDLC2種および大型アップデート「Advanced」は、3月31日に配信開始予定となっている。

【UPDATE 2022/03/03 15:18】
カスタムについての説明を加筆。







※ The English version of this article is available here

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

記事本文: 2568