『ダークソウル3』で“東大目指し死ぬたびに10時間勉強する配信者”に国内外から熱視線。はたして桜は咲いたか

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『DARK SOULS III(ダークソウル3)』にて「ゲーム内で死亡するたびに勉強に打ち込む」動画配信者が、現在国内外にて話題となっている。しかし、話題の中心である配信者本人の行方は、掴めない状態となっているようだ。

『DARK SOULS III』は、フロム・ソフトウェアのアクションRPGシリーズ『ダークソウル』の第3作目だ。しばしば「高難易度」と言及されるように、トライアル・アンド・エラーを前提としたゲームデザインが特徴である。キャラ強化要素のほか、プレイヤーの学習や探索によって困難を乗り越えていく作風だ。現在人気を博している『エルデンリング』も、同シリーズの系譜にあたる。

そんな高難度な『DARK SOULS III』に、「死ぬたびに10時間勉強する」との課題を課して挑戦する者がいた。動画配信者のマタドール氏だ。同氏の目標は、日本の最高学府のなかでも狭き門とされる東京大学の入試合格。同氏は学力向上も兼ねて、自らに厳しい条件を課して同作に挑んでいた。挑戦の様子はニコニコ動画にて公開され、視聴者たちの応援が寄せられていた。ただ、一連の挑戦自体は2016年頃から開始されており、その後しばらくの間続けられていたようだ。

Image Credit: マタドール on ニコニコ動画


しかし、その様子は現在見ることはできない。というのも、マタドール氏は現在すべての動画を削除しており、自身のTwitterアカウントについても削除している。削除の理由については、同氏から明かされている様子は見られなかった。削除がごく最近おこなわれた点から考えると、突然集まった注目が関係しているのかもしれない。

今年2月28日には、ニコニコ動画公式による動画紹介Twitterアカウント「ゲームやりこみ学会」がマタドール氏の『DARK SOULS III』動画を紹介。3万件以上のリツイートを集めるなど、比較的古い動画であるにもかかわらず、急速に注目が寄せられたのだ。削除のタイミング的に、そうした突然の反響が影響した可能性はあるだろう。しかし反響は冷めやらず、3月2日には海外メディアGamesRadar+がマタドール氏の挑戦を紹介している。

動画が消えてしまっている以上、マタドール氏の挑戦の内容を知るには、SNS上でのファンコメントやスクリーンショットなどの足跡を辿るしかない。ゲームやりこみ学会のツイートによれば、マタドール氏は挑戦当時は高校2年生。『DARK SOULS III』クリアと東大合格の両方を目指して配信をしていたようだ。ゲームが上達すると勉強時間が減りそうな気もしなくはないものの、視聴者たちと和気あいあいと頑張っていた様子がうかがえる。死亡するたびに同作の死亡メッセージ「YOU DIED」をもじった「YOU STUDY」などのコメントが届いていたようだ。

そして、気になるのはマタドール氏の東大合格の成否である。たしかな情報は掴めなかったものの、Twitter上では2018年4月3日に、マタドール氏に向けた「来年、ぜひ東大に合格してください」との温かいリプライが見られる。マタドール氏が挑戦を開始したのは2016年で、当時高校2年だったとすればどうだろう。これらの情報が意味するところは、おそらく、浪人である。一方で、視聴者たちのコメントによれば、マタドール氏は東大には受からなかったものの、浪人後無事にどこかの国立大学にめでたく合格したとのこと。『DARK SOULS III』をクリアしてしまったら勉強はどうするのだろう、と心配したものの、杞憂だったようだ。

Twitter上では、消えてしまったマタドール氏の挑戦の軌跡を惜しむ声が寄せられている。もう苦闘の様子は見られないものの、同氏が学業に充実した毎日を送っていることを祈りたいところだ。今頃は『エルデンリング』で死ぬたびに勉強をしているかもしれない。






※ The English version of this article is available here

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