『バイオハザード4』などでの無断使用疑惑訴訟、カプコンと原告間で和解に。半年以上に及ぶ係争に幕
弁護士事務所St Onge IPは現地時間2月7日、『バイオハザード4』などの写真無断使用をめぐる訴訟が和解に伴い取り下げられたと発表した。
米国コネチカット州の弁護士事務所St Onge IPは現地時間2月7日、『バイオハザード4』などの写真無断使用をめぐる訴訟が和解に伴い取り下げられたと発表した。海外メディアPolygonなどが報じている。
カプコンおよびカプコンU.S.A.は昨年6月、写真家/デザイナーのJudy A. Juracek氏より、同氏の写真を作品に無断使用しているとして訴えを起こされていた(関連記事)。Juracek氏は、複数のカプコン作品において同氏の出版物から写真データが許諾なく使用されていると主張。そのなかには、『バイオハザード4』のロゴなども含まれていた。
St Onge IPの発表によれば、カプコンとJuracek氏は無断使用に関する係争について和解にて合意に至ったとのこと。現地時間2月7日には、コネチカット州連邦地方裁判所に訴訟取り下げの申請が提出されたそうだ。詳しい和解条件などについては明かされていない。
いずれにせよ、今回の発表によって無断使用騒動は決着を見たといえる。ファンにとっては朗報となるだろう。今後は同様のケースが発生せぬように祈りたい。