『FF14』パッチ6.08パッチノートが公開。ジョブ調整により、竜騎士のドラゴンサイトからエフェクトが消える

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スクウェア・エニックスは1月25日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のパッチ6.08をリリースする。新たにオセアニア地域向けのデータセンターが開設されるほか、細かなジョブ調整がおこなわれるようだ。

パッチ6.08では、以前より計画・準備が進められてきたオセアニアデータセンター「Materia」が開設される。データセンター内に開設される新規ワールドの数は5つで、Bismarck、Ravana、Sephirot、Sophia、Zurvanと、「蒼天のイシュガルド」で実装された蛮神たちの名前が並んでいる。これら新設ワールドへホームワールドを変更すると、取得経験値が+100%加算されるバフ効果(レベル79まで有効)が付与されるほか、さまざまなボーナスがあるようだ。ボーナスの中にはレベル30に到達した際に支度金として100万ギルが付与されるなどお得なものもある。主にオセアニア在住のプレイヤーへ向けた施策とはなるが、気になる方はこちらの案内にも目を通しておこう。また、混雑を理由に停止していたホームワールド変更サービスも1月26日15時ごろから再開され、オセアニアデータセンターへの移動もこの日から可能となる。

ジョブ調整では、主に数値調整による火力底上げがおこなわれている。数値の調整があったのは、ナイト、戦士、モンク、竜騎士、忍者、侍、機工士、踊り子、黒魔道士、召喚士の10ジョブだ。暗黒騎士とガンブレイカーに遠隔攻撃の威力を揃えるかたちでトマホークの威力が上昇した戦士や、夢幻闘舞の強化のみとなったモンクなど微調整にとどまるジョブもあるが、それ以外はほとんどがロール内の他のジョブと比較して火力不足が指摘されていたジョブだ。この調整によってロール内の格差は埋まるのか、気になるところである。

特筆すべきは、竜騎士のドラゴンサイトの調整だろう。これまでのドラゴンサイトは対象のパーティメンバー1人に「竜の左眼」を付与し、竜騎士自身の「竜の右眼」とつながることで火力アップするというアクションだった。対象とつながった際に表示される赤い線のようなチャネリングエフェクトが、視覚に頼るギミックと被った際に邪魔になってしまうことが話題にあがりがちなアクションでもあった。

竜騎士の調整項目

パッチ6.08での調整では「竜の左眼」を付与できる距離が30メートルになった。これまでの竜騎士は近くに味方がおらずともひとりでドラゴンサイトを使用することはできたものの、アクション対象のパーティメンバーを指定するのにマクロを使っているプレイヤーも少なくなく、そういったマクロを使う場合は遠くの味方に向かって発動させようとした場合にアクションが不発してしまっていた。今回の調整でドラゴンサイトはかなり遠くまで届くようになり、大抵のシチュエーションで問題なくドラゴンサイトの効果を発動できるようになった。また、特徴的な赤いチャネリングエフェクトは表示されなくなるという。
【UPDATE 2022/1/25 23:50】
従来のドラゴンサイトの仕様について加筆修正

ドラゴンサイトのエフェクトは線をつないで図形を作るなどユーザー間のちょっとした遊びにも用いられており、それがなくなってしまうことに筆者は一抹の寂しさを感じた。また、従来のドラゴンサイトは竜騎士と離れてバフが無効になるとエフェクトが消えるため、視覚的なわかりやすさがあった。新たになったドラゴンサイトの使い心地は、おそらくこれまでとは微妙に異なってくることだろう。賛否ある項目かもしれないが、気になる点があれば公式フォーラムにフィードバックを寄せていこう。

パッチ6.08をリリースし、オセアニア地域向けのデータセンターが開設された『FF14』。夏ごろには日本においてワールド構成の再編もおこなわれ、今後を見据えたサーバーの拡充はこれからも続いていくようだ。『FF14』現在メンテナンス中で、終了は19時ごろを予定している。パッチノート全文については、こちらをお読みいただきたい。


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