Respawn Entertainmentは1月14日、『Apex Legends』にて不具合修正パッチを配信した。スキンにまつわる不具合の修正のほか、ランページLMGとセンチネルがゲームに復帰。合わせてランページLMGの性能調整も実施されている。
『Apex Legends』においては、先ごろからいくつかの不具合が発生していた。まず、1月5日より配信されたバンガロール用スキン「MIL仕様」に、味方を巻き込む不具合が発見されていた。同スキン利用者およびチームメイトが、マッチング画面でエラーにより退出させられてしまう現象だ。今回のパッチにより不具合は解消されたとのこと。なお、同スキンは現在もストアにて期間限定で配信中だ。
続いて、ゲーム内から一時的に取り下げられていたランページLMGとセンチネルが復活した。こちらについては、武器性能をアップさせるチャージ能力に不具合が見つかっていた。一時的であるはずのチャージを、永続させてしまえる方法が見つかっていたのだ。同不具合が修正されたため、どちらもめでたくゲーム内に戻ってきた。しかし、ランページLMG愛用者には悲しいお知らせもある。今回のパッチに伴い同武器は、1発あたりのダメージが28から26へと低減された。さらに、チャージ中に射撃した際のゲージ消費量も増加している。この調整を受け、国内Twitterでは「ランページ」がトレンド入りするなどの反響が見られた。開発元は「触ってみて感想を教えてほしい」としている。
一方で、こまかな仕様変更ながら注目したいのは、スプリントしても武器チャージが中断されなくなった点だ。ランページLMGとセンチネルは、アイテムを利用したチャージにそれぞれ一定の時間がかかる。過去の仕様であれば、チャージ動作中にスプリントするとチャージが中断されていたのだ。今回の変更により、足を止めずにチャージが可能になった。地味ながら嬉しい変更だ。
なお、『Apex Legends』関連では先ごろ、日本国内の有志BAN報告サーバー「BAN HAMMER JP」が活動一時停止を発表している。同サーバーには、Respawn Entertainmentの日本担当チート対策スタッフも連携。ゲーム内通報機能とは別に、ユーザーがチーターや不正行為の報告をおこなえるチャネルとして活用されていた。しかし、1月12日には同サーバー管理者のムック氏が、自身のTwitterアカウント上でサーバーを一時的に使用不可にすると表明したのだ。一連の投稿で同氏はElectronic Artsの対応を批判し、国内有志がゲーム環境維持に寄与した影響を同社に知らしめたいと述べた。国内では、一連のツイートが発端と見られる「#SaveApexASIA」ハッシュタグでの抗議の投稿が相次いでいる。こうした動きは『Apex Legends』の今後に影響を与えるだろうか。
『Apex Legends』では、現在イベント「暗き深淵」を開催中。新アリーナマップや新スキンが登場している(関連記事)。開催期間は2月1日まで。