メタ2Dアドベンチャー『OneShot』PS4/Xbox One/Nintendo Switch版が2022年発売へ。世界に光を取り戻す救世主との旅

DANGEN Entertainmentは12月8日、『OneShot』家庭用ゲーム機版を2022年に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch。

パブリッシャーのDANGEN Entertainmentは12月8日、『OneShot』家庭用ゲーム機版を2022年に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch。新要素として、家庭用ゲーム機ならでは機能が導入されているという。

『OneShot』は、救世主を導き世界に光を取り戻す、2Dパズルアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、永遠の暗闇に覆われた世界だ。この世界には数年前まで太陽が存在し、塔の頂上から生命が大地へと注がれていた。しかし、ある日突然光が消えてしまい、闇に閉ざされた世界は滅びへと向かっていく。新たな太陽を携えた救世主だけが、希望であった。本作の主人公ニコは、ある時見知らぬ暗い家の中で目覚め、輝く電球を発見。救世主として、光の失われた世界を旅することになる。またプレイヤーは、石と呼ばれる神のような存在として、ニコを導いていく。


ニコの行く先には、パズルや謎などさまざまな障害が待ち受けている。プレイヤーはニコを操作し、仕掛けを突破。道中で会った人の力も借りながら、世界に光を取り戻す旅を歩む。またニコは時折、プレイヤーへ向かって語りかけてくる。作中で石と呼ばれる神の存在がニコに示されたことをきっかけに、素直で純粋なニコとプレイヤーの、第4の壁を超えた会話が実現。そうした第4の壁を超えた演出や、柔軟な思考で挑む謎などが本作の特徴だろう。


本作は、海外のデベロッパーFuture Catが開発した作品だ。元はフリーゲームとして公開されていたが、インディーゲームコンテストでの受賞をきっかけにリメイクがおこなわれ、リメイク版がSteamで2016年にリリースされた。Steamでは、2万件以上のユーザーレビューによりステータス「圧倒的に好評」を獲得している。また家庭用ゲーム機版では、家庭用ゲーム機ならではの新機能が導入されているという。移植にともない、一部のシーンが変更されているのだろう。

『OneShot』家庭用ゲーム機版は、2022年にリリース予定。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch。また、Steam版は通常価格998円で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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