ステルスRPG『Guns Undarkness』PC(Steam)向けに正式発表。『ペルソナ』シリーズの目黒将司氏が描く、核戦争後の世界

インディーゲームクリエイターの目黒将司氏は11月6日、『Guns Undarkness(ガンズ アンダークネス)』を正式発表した。『Guns Undarkness』は、ステルスRPGだ。

インディーゲームクリエイターで作曲家の目黒将司氏は11月6日、情報番組「INDIE Live Expo Winter 2021」内にて『Guns Undarkness(ガンズ アンダークネス)』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本語および英語に対応している。
 

 
『Guns Undarkness』は、『ペルソナ』シリーズなどの音楽を手がけてきた目黒将司氏による、ステルスRPGだ。本作の舞台となる2045年のアメリカでは、核戦争によって世界が荒廃していた。主人公はPMC(民間軍事会社)の一員として、戦いに身を置く人物。ストーリーでは、主人公が仲間と共に任務を遂行していく中で、人類が高次の存在にたどり着くための「真実の愛」を知ることになるという。
 

 

 
本作には、隠密行動で進むステルス要素と、コマンド式の戦闘が採用されている。主人公は、PMCの一員として任務を請け負い、敵地へ侵入する。敵に見つかってしまうと戦闘になってしまうため、身を隠す必要があるのだろう。また戦闘になると、ターン制のバトルが展開される。主人公たちは、メインウェポンであるハンドガンやアサルトライフルなどの銃火器をコマンドによって選択し、敵と戦いを繰り広げる。敵に見つかっていない状態から戦闘をしかけると、有利な状態で入れるシステムや、素材による銃のカスタマイズ要素が搭載。手持ちのリソースを管理しながら、最深部を目指すという。目黒将司氏が開発していることもあり、ステルスやコマンドバトルに加えて、音楽にも期待したい。
 

 
本作を開発しているのは、アトラスに所属して『ペルソナ』シリーズなどの楽曲を手がけてきた目黒将司氏だ。プレスリリースによると、同氏は5年ほど前からプライベートの時間を使ってRPGを制作していた。そんな中、2020年に「講談社ゲームクリエイターズラボ」の募集があり、結果的に担当編集者がつくことになったという。そこで、同氏にとって夢だったインディーゲーム開発に注力するべく、アトラスを退社。現在は本作の開発に集中しているそうだ。なお、アトラスでの音楽の仕事は今後も続けていくという。
 

 
『Guns Undarkness』は、PC(Steam)にてリリース予定だ。




※ The English version of this article is available here

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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