『Dead by Daylight』ホラー映画「ヘル・レイザー」コラボ発表。新殺人鬼「セノバイト」がPTBで配信開始
Behaviour Interactiveは8月19日、『Dead by Daylight』についてホラー映画「ヘル・レイザー」をテーマにした新チャプター「HELLRAISER」を発表した。同チャプターでは、殺人鬼として原作映画に登場する魔道士セノバイトが登場するようだ。発表とともにPTB(パブリックテストビルド)5.2.0も配信が開始された。
新殺人鬼のセノバイトは、1987年に公開されたイギリスのホラー映画「ヘル・レイザー」に登場する地獄の魔道士たちだ。強烈なビジュアルとカリスマ性により、漫画作品などでオマージュされる存在である。今回登場するのはセノバイトのリーダー格「ピンヘッド」のようだ。原作の「ヘル・レイザー」初作では、重要ながらやや引いた立場から物語に干渉する役柄だったものの、『Dead by Daylight』では思うさま痛みという名の快楽を振りまくことになる。
セノバイトの特殊能力「苦みの召喚(英名はSUMMONS OF PAINであるため、苦しみの誤記と見られる)」は、地獄の魔道士セノバイトという設定を強く感じさせる能力となっている。地獄へのポータルを開いて生存者を走行不可にする鎖を召喚することが可能となっており、鎖を重複して当てればさらに生存者の移動速度が低下する。また、原作にも登場した地獄へ繋がるパズルボックス「ルマルシャンの箱」も登場し、生存者を追跡する脅威となる。セノバイトが箱を拾うか、生存者がパズルを解くか。原作映画さながらの手に汗握る展開が起こりそうだ。
セノバイトの固有パークとしては、発電機の修理が完了するともっとも修理の進んだ別の発電機がブロックされる「デッドロック」や、最初にフックに吊るした生存者を呪縛状態にし、忘却のステータス効果を付与して発生したトーテムから24メートル以内で可視化する「呪術:玩具」、そして儀式開始時に最大4つまでのフックを出血と重症のステータス効果を与えるものに変更する「悶絶のフック:苦痛という名の賜り物」がある。
また、今回のPTBバージョン5.2.0では殺人鬼ネメシスに対して全体的なバフが施されたようだ。具体的な調整内容は以下のとおり:
変異度ティア3の触手打撃チャージ中の移動速度を3.8m/秒→4.0m/秒に変更しました。
アドオン“粉砕されたS.T.A.R.Sの記章”の効果時間を30秒→60秒に変更しました。
アドオン”玉虫色のアンブレラ記章”の効果時間を15秒→30秒に変更しました。 (※本バージョンまで12秒と記載されていました)
デイリーリチュアル”ネメシスの儀式”の達成に必要な、変異度を最大にする回数を4回→1回に変更しました。
ほかにも同テストには多くの修正点が盛り込まれているため、詳細については公式パッチノートを参照されたい。『Dead by Daylight』5.2.0はPTBにて現在配信中だ。