Ubisoftが基本プレイ無料FPS『エックスディファイアント』を発表。『CoD』元開発者も携わる『Tom Clancy’s』勢力大集合シューター


Ubisoftは7月20日、新作マルチプレイ対戦FPS『エックスディファイアント』を発表した。対応プラットフォームはPCおよび、PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、基本プレイ無料で配信予定だ。本作は、事前に一部公開されたゲームプレイ映像から『ディビジョン』シリーズとの関連性が指摘されていた(関連記事)。実際には、『ディビジョン』のみならず『Tom Clancy’s』シリーズ作品の勢力が大集合したクロスオーバー作品であった。


『エックスディファイアント』は、『Tom Clancy’s』シリーズ人気作品の世界観を繋ぐマルチプレイ対戦FPSだ。本作はクロスオーバー作品となっており『Tom Clancy’s』シリーズファンにはお馴染みの4つの勢力が登場している。各勢力にはそれぞれの特色に合わせた役割が与えられているようだ。

例として、『スプリンターセル』シリーズにおける主人公サム・フィッシャーと縁深い秘密部隊「エシュロン」は「サポート」として味方を援護、『ゴーストリコン ブレイクポイント』に登場する軍事組織「ウルブズ」は「タンク」として戦線を押し上げる。そして『ディビジョン』の「クリーナーズ」は「アサルト」で敵を打ち倒し、「アウトキャスト」は「ヒーラー」として味方を回復するといった役割が与えられている。プレイヤーは好みの勢力を選び、武装をカスタムして戦場に身を投じていくことになる。

本作には複数のゲームモードが存在する。公式サイトでは「ドミネーション」や「エスコート」などのゲームモード名が挙げられており。6対6でのアリーナ型、およびリニア型の競争性の高いゲームモードと多彩なマップが用意されているようだ。いずれも各陣営のアビリティを活かした白熱した戦いが展開されそうだ。

また、本作にはInfinity Wardにてエグゼクティブプロデューサーを務め、『Call of Duty』シリーズなどを手がけたMark Rubin氏が関わっているようだ。同氏は本作発表前、自身のTwitterアカウントにて、自身の手がけた作品の発表を喜ぶツイートを投稿。「私が『Call of Duty』シリーズから身を引いてから初めて手がけた大型タイトルだ」とコメントしている。本作のゲームプレイには、同氏が『Call of Duty』シリーズ制作で培った経験も活かされているのだろう。

『エックスディファイアント』はPC/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料でリリース予定。正式リリース時にはクロスプレイも実装予定とのことだ。また、本作は現地時間8月5日にPC向けクローズドテストを予定している。まずはアメリカとカナダのPCプレイヤーが対象となるが、その後も続々とテストを実施していくとのことだ。本作をひと足早く味わいたい方は、作品公式ページで登録しておこう。