『原神』Q&Aにて、Ver1.3の新情報が続々と明らかに。天然樹脂の仕様にテコ入れ

 

中国のゲーム開発会社miHoYoは1月19日、『原神』の新しいQ&Aを公開した。今回のQ&Aでは、Ver1.3の更新時に対応・追加される機能や、樹脂に関する内容などが明らかになっている。

現在の『原神』では、キャラクターの育成がエンドコンテンツの一つとなっている。しかしキャラクターを育成していくと関連するほとんどのコンテンツで天然樹脂が要求されるため、天然樹脂が足りない状況に陥る。そんな状況をmiHoYoも認識しているのだろう。Q&A内で「天然樹脂をもっと多く獲得したい」など、樹脂に関する意見・要望が旅人から多数届いていると触れ、Ver1.3での対応を明らかにした。先日、天然樹脂版の月額パスが中国のPlayStation ストアに掲載されていたが、まずは違った形での対応になるようだ(関連記事)。

まず、Ver1.3では地脈の花芽/秘境に挑戦しないテーマイベントにおいて、天然樹脂を消費しなくなると明言している。Ver1.2以降のイベントでも、天然樹脂を消費して周回する仕組みは採用されていないが、今後のアップデートでもほとんどの大型テーマイベントは天然樹脂を消費しない仕様になっているそうだ。

またVer1.3アップデート後からは、いわゆるシーズンパスに相当する紀行の報酬に脆弱樹脂が追加される。紀行報酬のレベル5と、以降10レベル以降の報酬で1個ずつ用意されており、追加個数は誰でも受け取れる大地紀行で5個、課金が必要な天空紀行で5個の最大10個。樹脂不足が解消されるわけではないものの、脆弱樹脂が紀行報酬に追加されたことで、これまでよりも聖遺物の厳選などキャラクターが育成しやしくなるのは確かだろう。なお、元々レベル5などの報酬に設定されていた仕上げ用魔鉱は、他のレベル報酬に割り振られるため仕上げ用魔鉱の獲得数にも変更はない。

Q&A内からの抜粋


『原神』Ver1.3では、いくつかの機能も導入される。武器の強化時に長押しで素材が追加/削除できる機能、詳細は不明であるものの材料を変換できる機能が追加予定。iOS/Android版においては、更新時の事前ダウンロードに対応するほか、iOS版においてはiOS14以上のデバイスでXbox向けワイヤレスコントローラー/PlayStation向けワイヤレスコントローラーなどのコントローラーにも対応するという。そのほか、フィッシュルの天賦”断罪の雷影”、ファデュイの風拳が岩元素に対して反撃しなくなったこと、甘雨の天賦”天地安泰”が元素爆発に効果を及ばさない仕様についても、Q&A内で触れられている。

原神』は、PlayStation 4/PC/iOS/Android向けに配信中だ。