『原神』Ver1.2新情報公開。新エリア雪山ドラゴンスパインが登場、新システム極寒環境および氷と水の聖遺物も追加予定


中国のゲーム開発会社miHoYoは12月11日、『原神』のVer1.2「白亜と黒龍」に関する最新情報を公式Twitterにて発表した。「白亜と黒龍」では、何千年もの間氷雪に閉ざされてきた雪山ドラゴンスパインが新たな冒険の舞台となるほか、天才錬金術士のアルベド、メインストーリー第1章にも登場した甘雨が星5キャラクターとして登場する。アップデートは、12月23日配信予定だ。

『原神』Ver1.2では、新エリア「ドラゴンスパイン」が登場する。ドラゴンスパインは、年中雪が溶けることはないという、モンド城や清泉町から南に位置する極寒の雪山だ。かつて風龍トワリンとの戦いにより散った毒龍、ドゥリンの亡骸が落下した土地でもあり、厳しい寒さに加えて毒血と魔物もひしめく。そうした厳しい環境から、足を踏み入れるものは限られているという。

本作では、設定上未実装の地域が多数存在しているものの、リリース以降新しいフィールドの追加はされていなかった。今回の新しい地域の登場は、オープンワールドとして世界を冒険したいプレイヤーにとっては、待望のアップデートとなるかもだろう。


ドラゴンスパインの登場にあわせて、寒さを表現する新システム極寒環境が登場する。極寒環境では、寒さを表現した極寒ゲージが出現。寒い環境で活動しているとゲージ蓄積されていき、ゲージが上限まで達するとキャラクターのHPが一気に持っていかれてしまう。熱源となるアイテムを有効に使ったり、極寒ゲージが一気に増加してしまう環境や行動を避けたり、寒さへの備えが必要となるのだろう。

またドラゴンスパインの地形の一部も公開されている。同地域には、雪に閉ざされた積雪の道、毒血に蝕まれた腐植の牙、遺跡が顔を覗かせる雪葬の都、氷がクリスタルのように輝く星蛍の洞窟といったフィールドが存在。「山に隠されし物」では氷を溶かして頂上への道を開いたり、冬忍びの樹のレベルを4まであげて放熱瓶を入手したりなど、フィールドにあわせて遊びも用意されている。


Ver1.2「白亜と黒龍」では、先述のとおり2体の星5キャラクターの登場も予定されている。登場するのは、氷元素の弓使いで、仙獣麒麟の血が流れる女性甘雨。岩元素の片手剣使いにして、「白亜の申し子」と呼ばれる西風騎士団の主席錬金術士兼調査小隊隊長の男性アルベド。2人の登場にあわせて伝説任務「白亜の章」と「仙麟の章」もゲーム内に追加予定だ。


新しい聖遺物として、セット効果に氷元素ダメージバフを持つ”氷風を彷徨う勇士”シリーズと、セット効果に水元素ダメージバフを持つ”沈淪の心”シリーズの2種類も登場する。氷聖遺物の4セット効果には、凍結状態の相手に攻撃すると最大で会心率+40%になる強力な効果がついており、これまで水元素と氷元素用の聖遺物が登場していなかったことからも影響は大きそうだ。装備関連では、イベントやフィールドで手に入る武器として、新しい星4武器も登場予定とされている。


またVer1.2では、先日のQ&Aで明かされていたとおり、いくつかの新システムも追加される。画像によると、フレンド機能に関連する表示名設定およびフレンドチャット、写真機能の更新、秘境生産更新、キャラクター突破素材と報酬プレビューの4種類が実装予定。秘境のシステム変更では、報酬を一気に獲得できるようになるほか、挑戦を続けることも可能になり、周回がしやすく改善。キャラクターの突破報酬として、通常祈願に使用する出会いの縁が追加されるのも嬉しい調整となっている。そのほかVer1.2では、白亜と黒竜、無想の交響詩、秘宝の行方、百貨珍品といったイベントの開催も予定されている。


『原神』は、PlayStation 4/PC/iOS/Android向けとして配信中。Ver1.2「白亜と黒龍」は、12月23日配信予定となっている。