Steam2020年9月のトップリリース公開。早期アクセスタイトルからは『クラフトピア』『Phasmophobia』などがランクイン


Valveは10月27日、2020年9月のトップリリース20作品を公開した。リリース後2週間の売上を元に、毎月上位20作品が紹介される本シリーズ。今月のリストには、王家運営戦略SLG『Crusader Kings III』や賛否両論の『Marvel’s Avengers』、正式リリースを迎えたローグライトアクション『Hades』など、海外産の大作や著名作が名を連ねてた。一方で、話題を集めた国産タイトル『クラフトピア』もトップ20入りを果たしている。

9月4日に早期アクセス配信が開始された『クラフトピア』では、発売当初にSteamの全世界売上上位へのランクインや、2万4000人以上の同時接続を記録していたが、売上も好調だったようだ。
 

 
『クラフトピア』は、サンドボックス/ハクスラ/自動化など、さまざまな要素を意欲的に取り入れたオープンワールドサバイバルアクションゲームだ。主人公は、とあるきっかけから滅んだ世界の元住人。気づけば神秘的な空間にいた主人公は、神に新しい世界を正しく導くよう命じられ、新世界クラフトピアへ足を踏み入れる。

新しい世界では、木や鉱床から資源を集めたり、壁や床を建設したり、ダンジョンを探索したり、動物やドラゴンと戦ったり、畑を重ねて圧縮したり、神を捕獲して増やしたり、住人を強制労働させて発電したりといった、さまざまなことが可能。早期アクセス配信が始まってまだ1か月ほどであるため、要素の少なさやバグに遭遇する機会もあるが、仕様を研究して自動化に活用するなど、早期アクセスらしい遊びも本作の魅力だろう(関連記事)。Steamのユーザーレビューでは、リリース直後は一時賛否両論になっていたものの、現在は7200件以上のプレイヤーのうち、84%のプレイヤーから好評を受け「非常に好評」を獲得。今後への期待を込めて、多数のプレイヤーから開発の動向が見守られているようだ。
 

 
そのほか2020年9月のトップリリースに名を連ねたのは、ガチョウになって平穏な村に混沌をもたらす『Untitled Goose Game』、正式リリースを迎えたCo-op線路敷設アクション『Unrailed!』、傑作高難易度ローグライト2Dアクションの続編『Spelunky 2』、早期アクセスが開始されたCo-opサイコロジカルホラー『Phasmophobia』といったインディー作品。『NBA 2K21』『eFootball PES 2021』『Serious Sam 4』『Port Royale 4』といったシリーズ作品の最新作。国内からはストアページにアクセス出来ない『キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS』、平和な中世サンドボックス『Medieval Dynasty』、リズムアクションFPS『BPM: BULLETS PER MINUTE』が含まれている。