『Dead by Daylight』ハロウィンイベント2020「不滅の胴枯れ病」詳細がお披露目。過去2年間のハロウィンイベントを合体させたボリューミーなイベントに
Behaviour Interactiveは10月16日、『Dead by Daylight』のハロウィンイベント2020「不滅の胴枯れ」の詳細について明かした。ハロウィンイベントと言えば「錬金術師」という肩書きの謎の男が、霧の森に咲く怪しい花「パチュラ」から摘出した蜜を殺人鬼たちに投与し実験を行う、といった独自のストーリーが展開されていたエピソードが印象深い。そんな「錬金術師」が、今年2020年9月に殺人鬼「ブライト」としてプレイアブルキャラに登場。今回行われるハロウィンイベントは彼の物語を語る最後のイベントとなるそうだ。
過去のハロウィンイベントで公開されていたムービーは、今回のイベント開始と同時にアーカイブで視聴することができるようになっているため、昨今『Dead by Daylight』を始めたプレイヤーも安心してほしい。
ハロウィンイベント2020概要
今年度のハロウィンイベントは過去最高にボリューミーでやりごたえのある内容になっている。
・イベント仕様の新アーカイブ
・一昨年、非常に好評だったオブジェクト「臓器の潰瘍」の復活
・ハロウィン専用オファリング「パチュラの花弁」
・生存者アイテム用アドオン、そして初の殺人鬼共通アドオン登場
・ハロウィン限定魔よけ配布
・新たなハロウィンスキン
・他、ロビー画面や各オブジェクトがハロウィン仕様に
新アーカイブ・学術書Ⅴ「解放」
ハロウィンイベントがやってくるということは、アーカイブも遂に1周年。実装から5つ目となる新アーカイブ・学術書Ⅴ「解放」が追加される。今アーカイブはハロウィン仕様となっており、挑戦するミッションもイベントにちなんだものが含まれているそうだ。
また、アーカイブを進めることでスキンや魔よけなどの報酬を得られるリフトもハロウィン仕様となっている。先日お披露目された殺人鬼「ブライト」と生存者「フェリックス・リクター」のスキンが手に入るのではないかとコミュニティ内では噂されている。
臓器の潰瘍
臓器の潰瘍(ぞうきのかいよう)と中々聞きなれない名称であるこのオブジェクトは、ハロウィンイベント期間中のみステージのランダムな位置に出現する。いずれも生存者専用のオブジェクトとなっており、近づいてアクションボタンを押すことで蜜を採取することができる。採取した蜜に応じてブラッドポイントが与えられるため、イベント期間中は積極的に採りたいところ。しかし、蜜の採取には時間が必要で、採取するプレイヤーが多いほど、もちろん発電機の進行も遅れてしまう。儀式からの脱出を優先するか、蜜の採取に奔走するか選択を迫られることだろう。なお、殺人鬼は特定のフックに生存者を吊るすことで花の蜜を採取することができる仕様となっている。
パチュラの花弁
イベント期間中は専用のオファリング「パチュラの花弁」がブラッドウェブに出現するようになる。オファリングが1つ使われる度に、マップ上に生成されるハロウィン専用のフックや発電機が1つ追加され、さらにそれらから追加のブラッドポイントを得られるようになるというものだ。一昨年のハロウィンイベントでは「臓器の潰瘍」が出現する個数も、このオファリングが使われた数に準拠する形となっていたが、今年度はこの点に関して言及されていないようだ。パチュラの花弁はイベント期間を過ぎると使用できなくなるため、取得した分はどんどん使ってしまう方が良い。
とがった性能を持った新たなアドオンが両陣営に登場
過去のイベントでも登場した生存者用アイテム「ハロウィンのランチボックス」「ウィル・オ・ウィスプ」にくわえ、この度新たな生存者アイテム用アドオンが登場する。
医療キット用アドオン「精製された血清」
・医療キットで治療中にセカンダリアクションボタンを押すと精製された血清を使う。
・生存者の移動速度が20秒間そこそこ上昇する。生存者の背後に疫病の痕跡が発生する。
懐中電灯用アドオン「壊れた電球」
・懐中電灯の光が点滅するようになる。
・光の明るさがそこそこ増加する。目くらましの持続時間がそこそこ増加する。不気味さがそこそこ増加する。重複する。
特筆すべきは、医療キット用アドオンの効果で「生存者の移動速度が20秒間上昇する」点だろう。短時間とはいえ、任意で移動速度を上げる手段を生存者が得ることは、チェイスなどで非常に大きい影響を及ぼすはずだ。上記2種類のアドオンはハロウィンイベント中のみ出現するが、イベント期間が終わっても使用することができる。この機会に複数個確保しておくと良いかもしれない。
また今回、殺人鬼には初の共通アドオンが実装される運びとなった。
殺人鬼共通アドオン「ブライトの血清」
・アビリティ「破滅の突進」に使うためのトークンを1つ解放する。生存者がフックに吊るされると1トークンがチャージされる。
・能力ボタンを押して破滅の突進を発動させると、高速で前方にダッシュして1トークンを消費する。破滅の突進中は攻撃することができない。
・殺人鬼ブライトが使用すると別の効果となる。
制約は多いものの、任意で生存者との距離をぐっと縮めることができる効果を持つアドオンだ。どうやらトークンは最大で1個までしか保有できない。そのため、生存者をフックに吊るした後の発電機の巡回、もしくはフックに吊るした生存者が救出されそうな際に、妨害をするため使うことが多いのではないだろうか。
“ブライトが使用すると別の効果となる”という記述も非常に気になるため、実装が心待ちにしたい。なお、この共通アドオンはすべての殺人鬼のブラッドウェブに出現し、イベント期間が終わったとしても入手が可能なようだ。
最後に、詳細は明かされなかったがハロウィン限定の魔よけや、新たなハロウィンスキンをいくつかのキャラクターに実装することも今回のお知らせで明かされることとなった。過去最高にボリューミーなイベントとなる『Dead by Daylight』ハロウィンイベント2020。10月22日から11月4日までの開催となるため、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。