オンラインRPG『ロストアーク』基本プレイ無料タイトルとして、9月23日オープンサービス開始へ。追加コンテンツを予告するロードマップも公開


ゲームオンは9月10日、PC向けオンラインRPG『ロストアーク(LOST ARK)』のオープンサービス(以下、OS)を9月23日15時に開始すると発表した。基本プレイ料金は無料(アイテム課金)。OS開始時には、CBTと同じくレベルキャップは50で、シュシャイアー大陸までのコンテンツが収録されているほか、CBTとは異なり各基本職ごとに3クラスの上級クラスがプレイアブルとなる。

元々サービス開始はもう少し遅い予定だったそうだが、CBTでのプレイヤーからの反応などを受け、1日でも早くサービス開始できるようSmilegateRPGとも協議を重ねた結果、9月23日に決定したそうだ。またOS開始に先駆け、クライアントの先行ダウンロードが9月11日12時より開始。9月17日15時から9月21日12時までは、先行してキャラクターの作成も可能だ。

本日21時よりYouTubeなどで放送された情報番組「LOST ARK』オープンサービス発表会”PLATINUM”」には、本作の運営プロデューサー 嶋田真人氏が登場。上記の発表に加えて、『ロストアーク』に関するさまざまな情報が公開された。OSではCBTからの変更点として、ゲームパッドへの対応と、プレイアブルキャラクターへの日本収録ボイスの適応が行われている。

嶋田真人氏によると、この2つはCBTで特に要望が多かったもの。ゲームパッドについては、今回の対応は一時対応であり、基本的な操作に対応しつつ、ユーザーからの反応を踏まえて調整が行われていくそうだ。また、CBTでは短い期間で遊んでもらうための特別仕様が採用されていたが、OSでは本来の仕様に戻り、数字の変更が行われている箇所もあるという。なお、OS時の『ロストアーク』のサーバーは2つ。1サーバーに何万人ものプレイヤーが参加可能で、大勢のプレイヤーがアクセスしても重くならないサーバーが用意されているそうだ。


放送内では、OS開始後のロードマップが公開された。まず10月に新しいアビスレイド「ミスティック」とPvPコンテンツ「シルマエルの戦場」ギルド対戦と討伐戦が実装される。ミスティックは、白い竜を相手8人で戦いを繰り広げる高難度レイド。いくつかの制限時間付きのフェーズが設定されており、倒すとフェーズが変化する仕様になっている。シルマエルの戦場は、ギルドごとに実力を競うギルド用のコンテンツであり、10月にはギルドごとに対戦するギルド対戦と、討伐戦が登場する。


11月には、新しい上級クラスランスマスターと、シルマエルの洗浄に要塞戦が追加される。ランスマスターは、ファイターの新しい上級クラスであり、槍と薙刀を扱うクラス。薙刀を使った範囲攻撃がメインになり、槍に切り替えて突きを繰り出したりしつつ戦う。 嶋田真人氏は、韓国サーバーでの実装時に使っていたそうだが、その際にランスマスターは扱いやすかったそうだ。バランス型で、近距離に加えてちょっと離れた状態での攻撃もできるため、多様に活躍できるのだとか。シルマエルの戦場「要塞戦」は、最大16対16で相手のギルドと争うコンテンツで、大規模な戦闘が繰り広げられる。


12月には、新大陸ロヘンデルと、新アビスダンジョン「夢幻宮」、ガーディアンレイドの討伐対象としてタイタロス、クロマニウム、紅炎の妖狐、ナクラセナの4体が登場する。新しいボス4体が登場する。ロヘンデルは、マジシャンの出身地であり、2人の女王が収める魔法国家。ロヘンデルでは新しいストーリーが展開されるが、色鮮やかなロケーションがセルフィーモードでの写真撮影にも向いているのだとか。新しいアビスダンジョン「夢幻宮」は、ロヘンデルを舞台にしたアビスダンジョンであるそうだ。


続いて、『ロストアーク』のサービス形式について改めて発表された。サービス形式は、基本プレイ無料+アイテム課金。日本OS記念アバターとして、和風のテイストを取り入れたマジシャン用の風読みの巫女、頭に耳を付けたファイター用の幻夜の狐娘、鬼のような面と鎧を身にまとったウォリアー用の月夜の鬼神アバター、ハンター用の桜花の志士など、各キャラクター用のアバターが有料で販売される。また日本オープンサービス記念のペットとして、風呂敷を首に巻いた柴犬や着物を来た柴犬、乗り物として複数の尾を持つ狐が登場する。これらはいわゆるガチャではなく、有料販売のアイテムになるという。


OS開始後には、各種イベントやキャンペーンも実施される。まず9月11日からリリース前日となる9月22日まで、公式Twitterで3000円分のWebMoneyがあたるフォロー&リツイートキャンペーンが毎日実施される。また、推奨PCがマウスコンピューターとTsukumoを含む各メーカーから発売されるほか(詳細は9月23日発表予定)、10月21日からは全国のネットカフェ店舗に公認ネットカフェが登場予定であるそうだ。そのほか、たくさんの人に遊んでもらうため、限定アバターやアイテムの配布も行われるキャンペーンが実施予定だという。


放送内では、最上もが氏が主演を務めるWebCMと、天野喜孝氏とのコラボイラストの公開も行われた。天野氏とのコラボイラストは、『ロストアーク』のメインキャラクターの一人アマンを描いたもの。以前から水面下で準備してきたものであり、開発元のSmilegateRPGとも協力して、キャラクターのイメージなどを伝えて描いてもらったそうだ。同氏のイラストは、ゲーム内にカードとして実装され、OS開始以降に実施されるログインイベントの1日目にプレゼントされる。イラストについては、カード以外の展開も予定されているとのこと。


PC向けオンラインRPG『ロストアーク』は、9月23日15時にOS開始予定。公式TwitterのフォローやDiscordサーバーへの参加、Pmangの会員ID登録などを通じて、事前登録キャンペーンも実施されている。なお、事前登録人数10万人まではあとちょっとであるそうだ。