猫がサイバーシティをゆくPS5向け新作『STRAY』発表。ロボットがたむろするネオン地下街でただ一匹の猫がさまよう

 

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは、デベロッパーのBlueTwelveが手がける新作『STRAY』をPlayStation 5向けに発表。あわせてティザートレイラーを公開した。6月12日に放送されたデジタルショウケース「PS5 THE FUTURE OF GAMING」内で放送された。

今回明らかになったのはゲーム内の世界観を見せる短い映像だ。薄暗い地下街のような場所を蛍光ネオンがいくつも照らし出し、その中をバックパックを背負った茶猫が通り過ぎていく。街には人影がなく、代わりに闊歩しているのは何体ものヒューマノイドたちだ。床屋(?)らしき場所で頭部を整えていたり、商店で店員と客が立ち話をしていたり、ロボットたちがこの地下街で身を寄せ合って生活している様子がわかる。壁には「RIP HUMANS」といった落書きが見られ、どうやらこの世界に人類は存在しないようだ。ほか「NO ESCAPE」という文言や、路傍でうずくまるアンドロイドたちの様子から、閉塞した空気感がうかがえる。

現状ではネオンに彩られた近未来的な世界観がわかるだけで、どのようなゲームプレイになるのかは謎が多い。終始カメラが追いかけ、タイトルロゴにもなっている猫が主人公となるのかもしれない。今後どのような内容が明かされるのか、続報に期待したいところだ。

【UPDATE 2020/06/12 8:24】
『Stray』のSteamストアページが公開。PC向けにも発売されることがわかった。