『Dead by Daylight』モバイル版にて「BOT」登場。本家で実装される可能性もあり

 

現在一部地域で配信中であるモバイル版『Dead by Daylight』にて、他のプレイヤーの代わりにゲームの進行を共に行なうBOTが実装されている。そのBOTが全プラットフォーム向けに実装される可能性があると、ComicBookのインタビューにて明かされた。ゲーム中に切断をしたプレイヤーの代わりに、キャラクターを操作するBOTを追加する旨を検討していると、かねてより発表はされていたが、今回追加されるのはマッチング時点からプレイヤーの代わりにマッチに参加するタイプのBOTだ。

※切断時に現れるBOTの解説動画

本作はSteam(PC)/PS4/Xbox One/Nintendo Switchとさまざまなプラットフォームで配信されているが、いずれのプラットフォームでもBOTと言える存在は、生存者・殺人鬼視点でのゲーム概要を学ぶチュートリアルでのみ確認することができる。そして今回発表されたのは、実際にランクマッチ上で動くBOT。生存者・殺人鬼どちらの陣営でも動くよう開発しているとのことだ。実装されることによって、一部のランク帯で問題視されているマッチング時間の短縮やゲームに不慣れなプレイヤーのスキルを伸ばす手助けとなるだろう。

特に本作のチュートリアルで説明されるゲームの概要は、本当に最低限のものに抑えられているため、ゲームに慣れないうちは、とりあえず目についた白トーテムを崩し始めるプレイヤーも少なくない。より細かい仕様や上達のための方法については、プレイヤーの体験に委ねたいという姿勢からこのような仕様となっているのだろうが、この点に関しては賛否両論となっている。モバイル版でBOTが実装され良い反応が得られた場合は、その他のプラットフォームでの導入も検討すると、Behavior Interactiveの広報はコメントしている。

なお、モバイル版『Dead by Daylight』の国内での配信予定は未定となっているが、既に日本語には対応している。一足早く遊びたいプレイヤーは、既に配信中の地域のストア(フィンランドやカナダを含む11か国)に接続し入手を試みてはいかがだろうか。ただし、日本の正式な運営元はNetEaseなので、トラブルを避けたい方は、同社が国内向けに配信するのを待つのが賢明かもしれない。