Gearbox Software/2Kは3月5日、Steam版『ボーダーランズ3』の配信時間および事前ダウンロードに関する情報を発表した。Steam版『ボーダーランズ3』は、日本時間3月13日23時よりプレイ可能。予約販売が開始される3月11日から、事前ダウンロードできるようになる。ダウンロード速度に不安があるプレイヤーは、すぐに遊べるよう事前ダウンロードしておくのも手だろう。なおゲーム本編のインストールには、最低75GB以上の空き容量が必要となる。
Steam版『ボーダーランズ3』は、SHiFT機能のマッチメイキングシステムを利用することで、Epic Gamesストア版のプレイヤーとのクロスプレイが可能。Steam版のゲーム本編を初めて立ち上げた際、もしくはEpic Gamesストア版の新規アップデートをインストールした際、「PCクロスプレイ」画面とクロスプレイ機能の有効/無効を切り替えるオプションが表示される(その後は「ネットワーク&ソーシャル」メニューからいつでも変更可)。なおSHiFTアカウントを作成していなくても、クロスプレイには参加できる。ゲーム内メールシステムを使ったプラットフォーム間でのアイテム交換に関しては、ローンチ時には対応していないものの、将来的に実装される見込みだ。PCとコンソール間のクロスプレイについては、現状対応予定はないと告知されている。
またSteam版とEpic Gamesストア版の間で、セーブファイルを手動で移動することも可能。すでにEpic Gamesストア版を購入したプレイヤーも、Steam版を買いなおせばセーブデータを引き継いでプレイを継続できる。ただし手動操作であり、セーブファイルが失われる可能性も皆無ではないため、事前にコピーを取っておくことが推奨されている。詳しい移動方法については、後日2Kのサポートサイトに掲載するとのことだ。
Steam実績に関しては、セーブファイルの移動により解除されるわけではない。もう一度同じ条件を満たせば解除される場合もあるが、実績を解除したとSteamが判定してくれる保証はないと念押しされている。またEpic Gamesストアでゲーム本編を購入し、SteamでストーリーDLCを購入するといった手法ではDLCをプレイできないので注意。ゲーム本編とDLCは同プラットフォームで購入する必要がある。そのほかPCクロスプレイでの表示名設定など、Steam版『ボーダーランズ3』の仕様に関する詳細は公式サイトを要確認。
『ボーダーランズ3』は、2019年9月に発売されたシューティングRPG。4人のヴォルト・ハンターの1人となり、無限大にカスタマイズできる武器を手に、複数の惑星にまたがる大冒険に出る。同作はシングルプレイまたは協力プレイに対応。スライディング、よじのぼり動作、取りこぼした戦利品の回収、自販機での銃弾一括補充、Twitchとの連携機能「ECHOcast」など、さまざまな新機能によりパワーアップしたシリーズ最新作だ。
昨年11月時点で売り上げ700万本に迫っていることが報じられたヒット作であり、3月27日にはストーリーDLC第2弾「愛と銃と触手をぶっ放せ!ウェインライトとハマーロックの結婚式」が配信される(関連記事)。4月の無料アップデートでは、エンドコンテンツのメイヘム・モードをリニューアルする「メイヘム2.0」が実装される予定だ。先日6日には、同機能のリリースに備えて、一部レジェンダリー武器の強化を図るアップデート(Hotfixes)が配信された。