「プレイステーション 5」製品ページが全世界で開設。「ニュースレター」で最新情報を受け取れる

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月5日、「プレイステーション 5(PS5)」の製品ページを、日本を含む各国の公式サイトにて公開した。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月5日、「プレイステーション 5(PS5)」の製品ページを、日本を含む各国の公式サイトにて公開した。製品ページとはいっても、具体的な情報はまだ掲載されておらず、現時点では2020年の年末商戦期にローンチを迎えることが案内されているのみである。

SIEは、PS5の情報の一部を伝えてきたが、今後もさらにPS5の新しいニュースを届けるとして、関連する製品・サービス、イベント告知、タイトル、アンケート調査、キャンペーンなどの情報を配信するメールサービス「PlayStation 5 ニュースレター」の登録受付を、この製品ページにて開始(18歳以上のみ対象)。また海外公式サイトでは、この次世代PlayStationの全貌を明らかにする準備はまだできていないとも記載し、ニュースレターではPS5の発売日や価格、ローンチタイトルラインナップなどの情報も届けるとしている。製品ページはこちら

PS5については、SIEのリード・システムアーキテクトMark Cerny氏が海外メディアWIREDを通じて、2019年4月に最初の情報を公開。そして同年8月には、「PS5」という正式名称と機能面のさらなる情報が公式発表された。これまでには、Zen2アーキテクチャを採用するAMD Ryzen CPU(8コア/16スレッド)と、同じくAMDのRDNAアーキテクチャを採用するRadeon GPUを搭載することや、PS4タイトルとの互換性実現に向けた設計をおこなっていることを発表。また、L2/R2ボタンに抵抗力を感じさせるアダプティブトリガーやハプティック技術を採用する新コントローラーを用意していること、ロード時間を劇的に高速化させるSSDを採用していることなども明かされてきた(関連記事)。そしてCES 2020では、PS5のロゴが始めて披露された。

しかし、SIE自身が認めるように全貌はまだ明らかになっていない。また、2019年度第3四半期の業績説明会の質疑応答にて、PS5の価格について問われたソニー専務CFOの十時裕樹氏は、かかるコストや競争環境にあること、これからおこなうプロモーションなどを考慮する必要があり、この場ではコメントできないとしていた(GameSpot)。一部では、PS4が披露された独自イベント「PlayStation Meeting」を、PS5でも披露の場として利用するのではと見られれており、その開催時期について噂が飛び交っている。いずれにせよ、PS5の製品ページを公開し、「PlayStation 5 ニュースレター」を開始したということは、これから情報が公開されていくのだろう。新情報をいち早く入手したい方は、ぜひニュースレター登録しておこう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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