セガゲームスは、PlayStation 4向け『龍が如く7 光と闇の行方』の最新情報を公開した。今回公開されたのは、「人間力」についての詳細だ。同作の重要なパラメータの1つであり、主人公・春日 一番の性格や人間性を表す人間力を磨くことで、得られるメリットの一部が明かされている。
まずアドベンチャーパートについて。道中には、春日の人間力が高くなければ行けない場所も存在するという。たとえば、公衆トイレの入り口前にずっと立っている男がいるので話しかけてみても、野暮ったい恰好ではトイレの中に入れてくれないとのこと。人間力の「お洒落」のレベルを上げることで中に入ることができ、そこではなにやら良い思いができるという。イベントが始まるわけだ。
本作で導入された会社経営においても、人材採用の際に人間力が求められるようだ。たとえばスナックのママをスカウト採用するには、流行に敏感であることが求められるとのこと。経営者であるからには、相応の資質が求められるのだ。また『龍が如く7 光と闇の行方』では、ロマンス要素も存在するようだ。女の子と楽しく会話するには、現実と同様に春日の人間力を高める必要がある。求められる人間力は女の子によって異なるので、経験を重ねて人間力を高め、女の子と仲良くなっていくのだ。たとえば、サバイバーで働くいろはと話すためには、特定の能力が上げなければならない。親密になるには、プレゼントをあげるのも有効。春日に心を許してくれると、2人だけの特別なイベントが発生することもあるという。シリーズ恒例の、“遠回しな”大人の表現も用意されているかもしれない。
戦闘については、パラメータやジョブなど人間力が影響を及ぼす効果は多岐にわたる。本作ではハローワークにてジョブを変更できるが、解放される条件に特定の人間力が必要なものがある。たとえばホストならば、「お洒落」のレベルが3以上必要。ダンサーや占い師、機動隊員などジョブは多彩であるが、相応の人間力やランクが求められそうだ。また春日の人間力の上昇によって、バトルで発生する「状態異常」への耐性を獲得する。なお、これは春日だけに影響が生じる内容であるとも。
・「情熱」が上がると状態異常「極技封印」にかかりにくくなる。
・「メンタル」が上がると状態異常「睡眠」にかかりにくくなる。
・「優しさ」が上がると状態異常「怒り」にかかりにくくなる。
・「陽気」が上がると状態異常「恐怖」にかかりにくくなる。
・「知性」が上がると状態異常「洗脳」にかかりにくくなる。
・「お洒落」が上がると状態異常「魅了」にかかりにくくなる。
さらには、春日のジョブ「勇者」が習得する特定の極技には、人間力によって効果が増すものがある。味方全員のHP回復技である勇者の愛は「優しさ」によってその効果が高くなる。人間力「優しさ」が低い時にはHP回復量は2ケタだが、「優しさ」を高めると3倍以上の回復量になることも。人間力は、道中での探索やイベントをこなすことで上昇可能。資格学校に行くことで鍛えられることも公開されている(関連記事)。
『龍が如く7 光と闇の行方』は、2020年1月16日に発売予定だ。