『テラリア』PS4版4年越しのアップデートVer.1.3が本日配信開始。イベント・ボスや大量のアイテム、上級モードなど、多数の新要素が追加

 

スパイク・チュンソフトは12月16日、国内PlayStation 4版『テラリア(Terraria)』において、新たなアップデートを配信した。本日配信されたアップデートは、PlayStation 4版『テラリア』をPC版Ver.1.3相当にするもの。イベント・ボスの追加、武器・鎧・ポーションなど多数のアイテム追加、上級モードの追加、クラフトモードの拡充、ユーザーインターフェイスの変更、コンフィグオプションの追加など、アップデート内容は多岐に及んでいる。なおプレスリリース内では、本アップデートの配信が4年越しとなったことについて、ユーザーに対する謝罪が述べられている。

PC版では2015年に1.3.0.1として配信されたアップデートは、多数の新要素が登場する大型バージョンアップ。800種類を超える大量の追加アイテム。ワールド作成時に選択すると世界の難易度が上昇し、代わりにドロップ率が向上するExpert Mode。当時本作の最終ボスとして実装されたMoon Lordが登場するLunar Eventsなど、ゲームが大きくに拡張される。

『テラリア』は、アメリカのインディーゲームデベロッパーRe-Logicが開発した、サンドボックス要素のある2Dアクションゲーム。地面や壁などを掘り進んだり、逆に土や木材などを集めて設置し、家や巨大な構造物が建てられるサンドボックス要素。ドットで描かれた広大な2D世界を巡り、特殊効果を持つ装備品を集めたり、砂漠や遺跡などロケーションごとに存在する敵と戦う要素。クトゥルフの目やサメなどのボス戦や、特定の条件によって発生するイベントでは激しい戦いが繰り広げられ、建築・探索・戦闘に多くのコンテンツが用意された作品。2019年12月19日発売予定のNintendo Switch版は、1.3にアップデートされた状態での発売とされている。

なお、『テラリア』では「Journey’s End」と呼ばれる最後の大型アップデートが、2019年末に配信予定(関連記事)。Journey’s Endでは800種類以上の追加アイテムや、新しいイベントリ「Void Vault」、モンスターの体力や攻撃力・ドロップなどが確認できる機能、Expert Modeよりも高難易度となるMaster Modeも搭載されており、最後に相応しい内容となっている。スパイク・チュンソフトの以前の発表によると、長期間アップデートが止まっていたような事態はもう起こさないそうなので、国内コンソール版ユーザーはこれから2度新しい『テラリア』が遊べることになりそうだ。