『ファイナルファンタジーVII リメイク』にまつわる新たなトレイラーが公開。これまでの情報を総ざらいできるまとめ映像

The Game Awards 2019よりキャプチャー

スクウェア・エニックスは12月13日、The Game Awards 2019にて『ファイナルファンタジーVII リメイク』に関する新たなトレイラーを公開した。製品版は2020年3月3日に発売予定だ。通常パッケージ版/ダウンロード版の希望小売価格は8980円(税抜)。

(UPDATE 2019/12/13 12:05)日本語字幕版トレイラー追加

本作は『ファイナルファンタジー』シリーズにおいて、その後の歴史を変えたとも称される屈指の名作『ファイナルファンタジーVII』をリメイクしたもの。対応プラットフォームは現在PlayStation 4のみとなっているが、既に発売日から一年間の時限独占であることも判明している。また予め複数作完結の形式を採ることが公言されており、ミッドガルを中心とした物語を描く第一部編は、主人公であるクラウドとその仲間達がミッドガルという都市を脱出するまでを描くものとなっている。

The Game Awards 2019よりキャプチャー

これまでに発表された映像や、東京ゲームショウ2019をはじめとする各地で行われた試遊体験を通じて、本作が「コマンド式RPGにアクション要素を加えることで、プレイヤーに対しキャラクターの視点を通じた没入感を与える」ゲームシステムを採っていることや、バレット、ティファ、エアリスなど、キャラクターの造形をはじめ、全てのアートワークが美しく再構築されていることが明らかとなっていった。主題に彩りを添える各種ミニゲームもまた、やりこみがいのある内容にリメイクされているという。

The Game Awards 2019よりキャプチャー

今回発表された映像は現在までに点として公開された情報を線として繋ぎ、ひとまとめにするものである。内容としてはゲーム冒頭である魔晄炉爆破の最中に遭遇する「ガードスコーピオン」との戦闘や、主要キャラクターの紹介が魅力的なカットシーンを通じて描かれており、一度目を通しさえすればかつてゲーム史に名を残した作品が如何に現代に生まれ変わったのかを直感的に理解することができるだろう。

発売まで既におよそ4か月を切った本作。ちなみに製品版の発売に先行して1月31日に旧版とリメイク版の一部BGMを収録したアナログレコードが発売予定となっている。こちらは完全受注生産制であり、本記事掲載時点ではまだ予約を受付中だ。タイトルファンの方は勿論、リメイク版発売まで待てない、雰囲気だけでも味わいたいという方はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。