『FAIRY TAIL』PS4/Switch/Steam向けに2020年3月19日発売へ。人気マンガ/アニメをガストがRPG化

コーエーテクモゲームスは12月2日、『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』を2020年3月19日に発売すると発表した。本作は、真島ヒロ氏による漫画作品『FAIRY TAIL』やアニメ版を原作に、『アトリエ』シリーズのガストが手掛けるRPG。

コーエーテクモゲームスは12月2日、『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』を2020年3月19日に発売すると発表した。本作は、2006年から2017年まで週刊少年マガジンで連載された真島ヒロ氏による漫画作品『FAIRY TAIL』やアニメ版を原作に、『アトリエ』シリーズのガストが手掛けるRPG。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/Steam。通常版の価格はパッケージ/ダウンロード版共に税込8580円。早期購入特典として、エルザ特別衣装ダウンロードシリアルが予定されている。

原作である『FAIRY TAIL』は、魔法やドラゴンが存在するファンタジー世界を舞台に、魔道士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属する滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)にして主人公のナツ・ドラグニルや、星霊魔導士のルーシィ・ハートフィリアなどを中心に、仲間たちが敵と戦いを繰り広げるファンタジー冒険作品。コーエーテクモゲームスから発売予定の『FAIRY TAIL』では、闇ギルド「悪魔の心臓(グリモアハート)」との天狼島での戦いから7年経過し、ナツたちがギルドに戻ってきたところから物語が始まる。公式サイトによると、原作及びアニメで人気だったエピソードやオリジナルエピソードが収録されており、『FAIRY TAIL』の世界が体験できる作品となっているようだ。

本作では、最大5人まで編成でき、HPだけでなくMPが0になっても行動不能に陥るターン制のコマンドバトルで敵と戦う。プレイアブルキャラクターは「妖精の尻尾」のメンバーや、「シェリア・ブレンディ」「カグラ・ミカヅチ」など他のギルドに所属しているキャラクターも加えた12名以上。フェアリーゲージが溜まった状態で発動できる「魔法連携」、ピンチになると発動する覚醒やモードチェンジ、複数のキャラクターが覚醒している状態での魔法連携で発動する「ユニゾンレイド」などのシステムが搭載されている。

ゲーム進行においては、ギルドシステムが採用されている。マグノリアのギルドや、クロッカスの宿屋にあるリクエストボードから依頼を受けることができ、依頼をこなすことで依頼のクリア条件を満たし、ギルドに報告すると依頼達成。報酬としてお金やアイテムが得られるほか、ギルドの名声が上昇する。ギルドの名声に応じて、フィオーレ王国内のランキングが上がっていき、受けられる依頼の幅が広がるほか、魔法連携の回数が増加し発動する超魔法の種類も増える。依頼をこなしていき名声を上げる流れについては、『アトリエ』シリーズの共通するものがあるかもしれない。

発売日の発表にあわせて、豪華版の情報も公開されている。税込14080円の「GUILD BOX」には、ゲーム本編に加えて真島ヒロ氏による描き下ろしイラストを使った「B2布ポスター」や、「キャラクター3Dカード(3種)」「週間ソーサラー 臨時別冊 ゲーム発売特集号」「特性ステッカーセット」が付属。ガストショップ限定で発売される「GSコンボセット」には、クリスタルペーパーウェイトやオリジナルサウンドトラック、B2タペストリーなどが用意されている。また、「Digital Deluxe」版には、ルーシィ用のガストコラボ衣装「ライザ」など、他では手に入らないコンテンツが収録されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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