『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』発売日は未定へ。7月発売予定から一転、2度目の延期が発表
日本一ソフトウェアは11月22日、『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』の発売日を、2020年春から未定に変更すると発表した。『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、傑作ダンジョンRPG『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』の制作陣が贈る「魔女ノ旅団シリーズ」の新作。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation Vita。
2019年4月に7月25日の発売が告知され、その後5月3日に「高い品質に仕上げるべく」2020年春への延期が発表されており、今回は2度目の延期となる。日本一ソフトウェアの発表によれば、延期の理由は更なる品質向上のためとされており、発売を心待ちにしているファンや関係者に向けた謝罪が述べられている。新たな発売予定日については、確定後に改めてアナウンスされる予定だ。
※ 5月に公開されたトレイラー
『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、辺境の地「ガレリア宮」に開いた新たな地下迷宮へと挑むダンジョンRPG。本作におけるプレイヤーは、降霊灯というランタンに封じられた彷徨える魂。地下迷宮から奇品を収集しようと目論む老魔女「マダム・マルタ」の手足となり、人跡未踏の大迷宮へと乗り込んでいく。プレイヤーは自ら動くことはできないため、探索助手募集の張り紙を見てやってきた少女「ユリイカ」と共に行動し、不思議を探す愛と勇気の冒険譚が描かれているという。公式HPによれば、ダンジョンRPGとしては細かなカスタマイズが出来るキャラメイクなどのシステムは健在。戦闘をサポートする能力を持った「ミラマキーナ」などの要素が追加されている作品だ。
また、前作『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、2016年にPlayStation Vita用として発売されたダンジョンRPG。夕闇の魔女ドロテアの所有する魔導書「妖路歴程」に宿る魂となり、ルフラン市の井戸から繋がる前人未到の地下迷宮を、人形兵を率いて攻略する作品だ。最大40体・5部隊まで編成可能なPT、自由度の高い育成システム、キャリーオーバーによるリスクと効率を天秤にかけた稼ぎ、ダンジョンの壁を破壊できる要素など、ダンジョンRPGとしてはてんこ盛りのシステムと、美しくも悲しい絶望的な世界を描いたストーリーなどがユーザーから高評価を受け、その後PlayStation 4/Nintendo Switch/Steamなどにも移植されている。再びの延期が発表された『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』。とにかく無事発売される日が来ることを祈りたい。