Nintendo Switch版『テラリア』Ver1.3の新要素も収録した状態で、12月19日配信へ
スパイク・チュンソフトは10月2日、モノづくりアクションADV『テラリア』Nintendo Switch版の発売日が、2019年12月19日であると発表した。価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに税別3800円。『テラリア』は、Re-LogicがPC向けとして2011年にリリースし、世界で2000万本以上の売上を誇るインディーゲーム。Nintendo Switch版は、PC版向けにリリース済みの大型アップデートVer1.3が適用された状態での発売となる。なお、本日より国内の店舗や販売サイトなどでパッケージ版の予約販売がスタートしている。
『テラリア』は、破壊/設置可能なブロックで構築された世界を舞台にした、所謂サンドボックス型の2Dアクションゲーム。目に見えるオブジェクトの殆どが破壊でき、地表にある木を斧で伐採したり、地面を掘り進み石をツルハシで破壊しながら、探索を進めていく。
初期段階の装備では破壊できないブロックもあるが、地中には銅や鉄などの鉱石が埋まっており、これらを素材にしてツールや装備をアップグレードすることで、徐々に探索できる範囲が拡大。世界には2段ジャンプや飛行を可能にするアーティファクトが散りばめられているので、少しずつ行動範囲を広げ、地下深くに眠る宝箱や天空に浮かぶ財宝を手に入れることが本作の目的の一つとなる。
『テラリア』には、スライムや地中を這う巨大なワームといったモンスターや、迫りくる肉の壁やクトゥルフの目や頭脳といったボスなど、多様な敵との戦闘が待ち構えている。遺跡や雪原、光も届かない地中深くなど、ロケーションごとに出現するモンスターが変化し、モンスターやボスを倒すと素材や新たな武器が入手可能。PC版がリリースされた2011年から最近までアップデートが続けられていることもあり、ゲーム内に実装されている要素が非常に豊富で、Ver1.3で新たに登場したものだけでも新武器「ヨーヨー」や新襲撃イベント「スライウレイン」など800種類以上の要素がある。広大な作り込まれた世界を探索し、装備を更新して新たなボスとの戦いへ挑むのも、本作の醍醐味だ。
また手に入れた物資を活用して、家や拠点を作ったり、施設を使って武器やアイテムを作成することもできる。ゲームを進めるにつれボスなど敵との戦闘は激しいものとなってくるが、本作に登場するボスが巨体を生かした戦い方をしてくるのに対して、足場や地形が整っておらず、戦闘の障害となってしまうことも珍しくない。そのため、このボス相手なら空中に長い足場を設置するといったように、設置できるブロックを活用して戦闘の準備をするのは本作ならではと言えるだろう。
Nintendo Switch版『テラリア』は、Ver1.3の新しいアイテム管理機能などを搭載しオフラインでの1人プレイ、オンラインでの最大8人までのマルチプレイに対応。PC版とNintendo Switch版以外に、PlayStaton 4/Xbox One/iOS/Androidなど多数のプラットフォームにて配信中となっている。なお先日には、アップデートが止まっていた国内PS4/モバイル版にもVer.1.3が導入されることも明かされている(関連記事)。