『Dead by Daylight』Nintendo Switch版リリースと共に専用サーバー導入へ。入手できないDLCチャプターが2つ存在することも判明
Behaviour Interactiveは本日9月26日、Nintendo Switch版『Dead by Daylight』をリリースした。価格は4600円(税込)。本作にはPC/PS4版で既にリリース済みのオリジナルチャプターが6種類、限定アイテムとして殺人鬼「トラッパー」用のスキンが1種収録されている。
リリースと同時に専用サーバーが実装
Behaviour Interactiveは『Dead by Daylight』にて、ユーザーがより公平なゲーム体験を行なえるよう専用サーバーを設置することを決めていた。先日行われたVer3.20プレイヤーテストビルド(以下、PTB)にて専用サーバーのテストが行われたが、不具合が発生したため本実装は見送りとなっている。そんな中、意外にもNintendo Switch版ではリリースと同時に、どのプラットフォームよりも早く専用サーバーが実装されることとなった。
専用サーバー用のデータセンターは以下の地域に設置されている。
・アジア:シンガポール
・アジア:東京
・オーストラリア:シドニー
・ヨーロッパ:フランクフルト
・ヨーロッパ:ロンドン
・南米:サンパウロ
・北米:北バージニア
・北米:オレゴン
日本国内で『Dead by Daylight』を遊ぶ場合、東京にあるデータセンターに接続を行なえることから、非常にスムーズなゲーム体験をできることだろう。実際に数試合遊んでみたところ、マッチング時間自体はリリース日当日ということもあって少々かかるが、ping値は非常に安定していた。ゲーム内でラグを感じることも殆どなく、回線の面では快適に遊べたと言える。
しかし、他プラットフォームで販売されている『Dead by Daylight』では、リリースから今日までさまざまなバグや不具合が生じているのも実情だ。Nintendo Switch版独自の不具合もおそらく含まれていることだろう。何かあった場合は、ぜひサポートを活用してほしい。
入手できない2種のチャプター
・「LEATHERFACE」
・「NIGHTMARE on ELMSTREET」
以上の2種のチャプターがNintendo Switch版『Dead by Daylight』で入手できないことが判明した。前述したとおり、本作には6つのDLCチャプターが同梱されている。その他のチャプターについては、ニンテンドーeショップにて追加で購入をすることができる。しかし上記の2つのチャプターは、映画とのコラボタイトルで権利関係の問題もあってか、今回未実装でNintendo Switch版のリリースを迎えることとなった。これにより殺人鬼「カニバル(レザーフェイス)」、「ナイトメア(フレディ)」、生存者「クエンティン・スミス」の固有パークはすべて共通パークとなって、どのキャラクターでも最初からブラッドウェブに出現する仕様となっている。カニバルは既存ユーザーにバベチリ引換券と言われてしまうこともあるため、Nintendo Switch版でキラーを遊ぶ予定のユーザーからするとこの仕様はありがたいだろう。しかし、カニバルやナイトメアを使ってみたかった映画のファンからすると少し残念に思ってしまうことも事実だろう。
これからNintendo Switch版『Dead by Daylight』の購入を考えているプレイヤーは、上記2種のチャプターはプレイできないという点に気を付けてほしい。
『Dead by Daylight』は明日9月27日の午前0時から9月30日午後11時59分にかけて、獲得ブラッドポイントが2倍になるゲーム内イベント「ブラッドハント」が実施される。Nintendo Switch版ユーザーも対象になっているため、ぜひこの機会に一気にキャラクターを育成してみてはいかがだろうか。