『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』を開発運営するRiot Gamesは、フランスのファッションブランドである「ルイ・ヴィトン」との提携を発表した。メインビジュアルとして大々的に用いられているのは、年に一度行われる『LoL』の世界大会「World Championship」の優勝トロフィーであり、この世界にひとつしかないトロフィーの特注トランク等をルイ・ヴィトンが制作する。
リアルスポーツではあるが、ルイ・ヴィトンは過去に「FIFA World Cup」やテニスの「全仏オープン」に対しても特注のトロフィーケースを提供しており、トロフィーケース制作実績のあるブランドである。eスポーツタイトルにおいて特注トロフィーケースが用意されるのは『LoL』が史上初となる。
特に『LoL』の世界大会優勝トロフィー「サモナーズカップ」は70ポンド(約32kg)という重量を誇る。この重さを物理的にも象徴的にも運搬できるトロフィーケースの存在は、まもなく10周年を迎える『LoL』というゲームタイトルそのものにとっても大きなものになるはずだ。
ルイ・ヴィトンのデザイナーがデジタルとリアルの両方で手掛けるアイテムも登場
特注のトロフィーケース以外にも、ルイ・ヴィトンのデザイナーが手掛けるチャンピオンスキンやデジタルアセットも『LoL』に登場する。さらに『LoL』コラボのリアルファッション・コレクションも発表予定。これらはルイ・ヴィトンでウィメンズ アーティスティック・ディレクター(女性向けファッション部門のディレクター)を務める二コラ・ジェスキエール氏が手掛ける。
昨年の世界大会では『LoL』の世界を飛び出してデビューした「K/DA」が世界中の話題をさらった。間もなく開幕する今年の世界大会でも、ファンが心から歓迎する驚きの新展開を期待してもよさそうだ。