『LoL』とルイ・ヴィトンがパートナーシップを締結。世界大会トロフィーの特注運搬ケースやスキン等を発表予定

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『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』を開発運営するRiot Gamesは、フランスのファッションブランドである「ルイ・ヴィトン」との提携を発表した。メインビジュアルとして大々的に用いられているのは、年に一度行われる『LoL』の世界大会「World Championship」の優勝トロフィーであり、この世界にひとつしかないトロフィーの特注トランク等をルイ・ヴィトンが制作する。

リアルスポーツではあるが、ルイ・ヴィトンは過去に「FIFA World Cup」やテニスの「全仏オープン」に対しても特注のトロフィーケースを提供しており、トロフィーケース制作実績のあるブランドである。eスポーツタイトルにおいて特注トロフィーケースが用意されるのは『LoL』が史上初となる。

ロシアで2018年に開催されたFIFA World Cupのトロフィー専用にルイ・ヴィトンが制作した、特注トロフィーケース(画像出典:ルイ・ヴィトン)

特に『LoL』の世界大会優勝トロフィー「サモナーズカップ」は70ポンド(約32kg)という重量を誇る。この重さを物理的にも象徴的にも運搬できるトロフィーケースの存在は、まもなく10周年を迎える『LoL』というゲームタイトルそのものにとっても大きなものになるはずだ。

全世界の『LoL』プレイヤーの頂点となったチームに贈られるサモナーズカップ。その重さは2人以上でなければ到底運べないほど(画像出典:LoL Esports Photos)

ルイ・ヴィトンのデザイナーがデジタルとリアルの両方で手掛けるアイテムも登場

特注のトロフィーケース以外にも、ルイ・ヴィトンのデザイナーが手掛けるチャンピオンスキンやデジタルアセットも『LoL』に登場する。さらに『LoL』コラボのリアルファッション・コレクションも発表予定。これらはルイ・ヴィトンでウィメンズ アーティスティック・ディレクター(女性向けファッション部門のディレクター)を務める二コラ・ジェスキエール氏が手掛ける。

昨年の世界大会では『LoL』の世界を飛び出してデビューした「K/DA」が世界中の話題をさらった。間もなく開幕する今年の世界大会でも、ファンが心から歓迎する驚きの新展開を期待してもよさそうだ。

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