『ボーダーランズ3』の「銃声」は第二作目の25倍以上。最新作の銃は、音にもこだわる
Gearbox Softwareのシニア・サウンドデザイナーであるJoshua Davidson氏は、『ボーダーランズ3』における銃声のWavファイルの数が、7500以上にものぼることを明かした。またこの数は確定ではなく、さらに増える可能性があるという。PC Gamerなどが報じている。
https://twitter.com/JoshuaDav/status/1121581423792672768
『ボーダーランズ』シリーズといえば、敵を倒したりすることで、性能や特性の異なる装備を入手できるハクスラ要素が特徴のシューター。最新作では、すでに10億以上の種類の銃が登場すると発表されていたが、銃の種類が多いだけでなく、それぞれの銃声にもバリエーションが用意されているようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=wvfD0XY0rwI
7500という数は、第二作目となる『ボーダーランズ2』が300強であることを考えると、この時点で25倍以上。なお、武器オーディオについてはモジュールとなっており、パーツごとにサウンドが付与されていく。結果的に、自動生成された銃には、6~8種類の銃声が混ぜてられており、それにより銃の個性が形作られるそうだ。銃においてはビジュアルや性能が個性のひとつになるが、そこにサウンドが加われば、よりトレジャーハンティングが楽しめるようになるだろう。
https://twitter.com/JoshuaDav/status/1121765301979353089
なお、『ボーダーランズ3』においては、『ボーダーランズ2』で登場した、「スラグ化」を引き起こすエレメンタルであるスラグが廃止されることが明かされており、 “nuclear(原子力)”もしくは“radiation(放射能)”と呼ばれるものに置き換えられると見られている。この新エレメンタルでは、スラグと似た要素を持ちつつも、継続的なダメージを与える要素が含まれるという。
既存要素の見直しという点では、マルチプレイ時には武器の獲得を全プレイヤーでの分配式にすることができたり、レベル差を調整するシステムが導入されたりと、さまざまな点でテコ入れがはかられている(関連記事)。さまざまな面で従来の路線を踏襲していることが見て取れる『ボーダーランズ3』であるが、大幅な進化および旧作からの改善もまた、はかられているようだ。