基本プレイ無料バトルロイヤル『H1Z1』日本PS4版が4月18日配信へ。日本限定シーズンパスやコスチューム有り

基本プレイ無料バトルロイヤルゲーム『H1Z1: Battle Royale』の日本PS4版が4月18日に配信される。元祖スタンドアロンバトルロイヤルゲームとして知られる『H1Z1』が、限定シーズンパスやコスチュームとともに日本上陸。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは4月11日、基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム『H1Z1: Battle Royale』が国内PlayStation 4向けに、4月18日に配信されることを発表した。日本限定のシーズンパスや新アイテムといった独占コンテンツも用意されるという。Daybreak Games Companyが運営する本作は、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』のクリエイティブ・ディレクターであるPlayerUnknownことBrendan Greene氏が開発初期にコンサルティングを担当していたバトルロイヤルゲームだ。

ソロ・デュオ・クインテッド(5人チーム)いずれかのモードを選択し、最大150人のプレイヤーが戦場となる島へとパラシュートで降下。武器やアイテムを揃え、プレイエリアを囲う毒ガスを避けながら最後の生き残りになるまで死闘を繰り広げる。北米・欧州圏のPS4向けには2018年5月にオープンベータテストが開始され、それから1か月で累計プレイヤー数を1000万人にまで伸ばす勢いを見せた作品だ。現在の累計プレイヤー数は1500万人を突破している。

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なおPS4版とは異なりPC版(『Z1: Battle Royale』)は苦戦中。2015年にSteamでの早期アクセス販売が開始されてからというもの、計3回の名称変更、売り切り型から基本プレイ無料モデルへの変更、e-Sportsプロリーグの発足と失敗、そして本作がもっとも注目されていた2016年当時の仕様に戻す大胆な原点回帰アップデートの配信など、リブランディングを繰り返してきた。2018年9月に運営元がDaybreakからモバイルゲーム開発を主軸としたNantG Mobileに引き継がれたが、不振に終わった結果、NantGがレイオフを実施し、再び運営権がDaybreakに戻ることとなった(関連記事)。

ただ今回国内配信が発表されたPS4版はPC版とは異なり、一貫してDaybreakが運営を続けている。PCからの単純な移植作品ではなく、コンソール向けに操作方法やUI/HUD、ゲームバランスの最適化が試みられた別バージョンだ。よりゲーム展開が速く、より銃器の多いアクション満載のアップテンポなバトルロイヤルゲームとして運営されている。日本限定コンテンツは「H1Z1スターター・パック」「H1Z1創設者パック」として販売されるほか、今後も日本限定の武器、車両、コスチュームなどが追加されていくとのことだ。

国内PS4向けのバトルロイヤル市場では『フォートナイト』『PUBG』『Apex Legends』という3大巨頭が定着している。そこにどこまで食い込んでいけるのか、4月18日の配信を待ちたい。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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