『Apex Legends』これまでに35万件以上のアカウントをBANしたと報告。開発元はチーターと戦う姿勢を見せ、3つの対策を提示

『Apex Legends』の開発を手掛けるRespawn Entertainmentは、これまでに355,000件以上のチート使用アカウントをBANしたことを発表した。同作にはフィンランドに拠点を置くKamu社のアンチチートミドルウェアEasy Anti-Cheatが導入されており、今回の大量のアカウント停止もこれによるものだ。先月にはリリースから2週目にして16,000件以上のチーターをBANしたことも明かしており(関連記事)、積極的に不正行為を取り締まっていく意志が感じられる。

しかし、Respawn EntertainmentのコミュニティーマネージャーであるJay Frechette氏は「チーターとの戦争はまだ終わってない」と述べている。この発言に関しては、多くのプレイヤーが同意見を持っているだろう。現在のPC版『Apex Legends』はマッチ毎に高確率でチーターと遭遇してしまい、プレイヤーにとって健全な環境であるとは言い難い。さらに、キャラクター選択画面で自動音声による宣伝を行い、そのままゲームを切断していくという、チート販売業者による迷惑行為も横行している。Dr.Disrespect氏をはじめとする大手ストリーマーもそれらの存在にうんざりしており、早期の対策を開発元に訴えかけている(関連記事)。

多くのプレイヤーからの早急な対策が求められている中、開発陣が明かした今後の対策方法は大きく分けて3つだ。まず一つは、販売元であるElectronic Artsと連携しつつ、内外の専門家と直接連絡を取り合って解決に向かうこと。これまでEAは数々のゲームタイトルでチート問題と直面してきた経験があるので、それらで培ったノウハウを取り込んでいくとのことだ。もう一つは、アンチチートチームの規模を拡大することだ。チート対策に対し、これまで以上にリソースを割くことで問題の解決を急ぐということだろう。

最後に、ゲーム内で不正行為を行ったプレイヤーをレポートできる機能の追加を発表している。同機能は、チート使用を疑われるプレイヤーに出会った際に、その場で不正行為の報告をおこなえるといったものと予想される。おそらくは『PUBG』や『フォートナイト』に導入されている機能と同等のものになるだろう。

今回の発表では、チーターに関する対応状況と今後の対策方針だけでなく、クラッシュ問題やサーバーのパフォーマンス問題についても報告されている。現状『Apex Legends』が数々の問題を抱えていることは、開発陣も十分に認識しているということだ。とはいえ、やはり『Apex Legends』プレイヤーにとってもっとも腹立たしいのは、蔓延するチーターによって正常なゲームプレイを阻害されていることだろう。多くのプレイヤーから高く評価されているタイトルなだけに、不正行為を利用する一部のユーザーによってゲーム体験を損なってしまうのは残念である。リリースから間もない段階で厳しい状況に置かれていると言えるが、献身的な対応を期待したいところだ。

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