『Dead by Daylight』テストサーバーに新殺人鬼「レジオン」と新生存者「ジェフ」実装。その性能や変更点をいちはやくチェック

本日11月28日未明、『Dead by Daylight』でプレイヤーテストビルド(以下、PTB)が開放された。PTBは大型アップデート前にゲームバランスやバグなどの問題を事前に確認するために実施される公開テストであり、Steam版を保有しているユーザーであれば誰でも任意で参加できる。セーブデータはライブ環境とは分割され、引き継ぐことはできないが、新要素をいちはやく体験することができるだけあり、コミュニティからは前夜祭のように捉えられており、大きな盛り上がりを見せる。

今回のテストの主目的は12月に配信予定の新コンテンツで登場する殺人鬼・生存者・マップのテストとその他ゲーム仕様の変更だ。それぞれを確認していこう。なお、本記事の内容はPTB開催時点の内容であり、PTB期間中や本配信時には変更される可能性があることをご了承願いたい。

 

新たな状態異常「深手」を用いるレジオン

※“Within darkness lies a legion…” 意味深なメッセージと共に公式Twitterアカウントに投稿されていた画像

今回のPTBで登場した新殺人鬼「The Legion」(以下、レジオン)は、フード姿に仮面を被っている外見が特徴的な殺人鬼。カナダ出身で、里親の家をたらい回しにされる等の暗い経験を経て非行に走るに至り、ついに殺人を犯してしまった若者フランク・モリソンだ。特殊能力は「野蛮な狂気」。時間経過により特殊能力ゲージが貯まり、発動することで下記の能力が得られる。

・移動速度が上昇する
・パレットを飛び越えることができる(ただし破壊することはできなくなる)
・生存者の足跡が見えなくなる
・攻撃を外した際の硬直が減少する
・深手を負っていない生存者を攻撃すると、新異常状態「深手」を与え、特殊能力ゲージを全回復し、自らの脅威範囲にいる深手を負っていない生存者の位置を表示する

深手を負った生存者は、通常の負傷状態に加えて文字通り深手を負った状態となり、一定時間後に瀕死となってしまう。治療にパークやアイテムは必要ないが、一刻も早く回復しないと行動不能になってしまう非常に危険な状態だ。

ただしレジオンは、既に深手を負っている生存者を攻撃すると、下記のマイナス効果がある。

・深手を負っている生存者を攻撃しても直接的なダメージを与えられず、深手を促進させるだけに留まる
・特殊能力ゲージの残量が直ちにゼロとなるまた、野蛮な狂気を発動していない状態で生存者を攻撃することでも、特殊能力ゲージを全て失ってしまう。

このように、野蛮な狂気は強力だが制約が多い特殊能力だ。特殊能力を最大限に活かすには、深手を負っていない生存者に対しての攻撃が非常に強力であることと、逆に深手を負っている生存者に対する攻撃はデメリットが大きいという特性を理解し、常に深手を負っていない生存者にターゲットを切り替え続ける戦法を取る必要があるだろう。

また非行少年グループの1人であるという特徴がゲーム内に活かされ、スキンを変更することで他の非行少年に変更することができるという新しい試みがなされている。外見だけではなく、待機中のアニメーションや声も変更される。

レジオンの固有パーク3種類は以下のとおり:

① 不協和音
 2人以上の生存者が同時に同じ発電機を修理していると、発電機のオーラを一定時間ハイライトする
② 狂気の根性
 生存者を運んでいる間、攻撃が失敗しても硬直を受けないまた別の生存者を攻撃すると、運んでいる生存者が一定時間もがけなくなる
③ 鉄の処女
 ロッカーを開ける速度が上がる。生存者がロッカーから出ると位置が通知され、無防備効果を与える

特に「不協和音」と「狂気の根性」は、協力的な生存者グループへの対策として効果的だ。ティーチャブルパークを取得することで他の殺人鬼でも取得できるようになる。

 

ヒゲと長髪が特徴の新生存者「ジェフ」

一方、新生存者「Jeff Johansen」(ジェフ・ヨハンセン、以下ジェフ)はヒゲをたくわえた長髪の男性だ。厳つい見た目によらず職業はデザイナーで、亡父の遺品を整理するためにカナダ・オーモンドに帰郷したのを最後、消息を断った。『Dead by Daylight』には殺人鬼・生存者共に男性と女性が交互に登場するという通例があるが、9月に実装された生存者アダム・フランシスから連続で男性が実装されたことでコミュニティの予想の裏をかいた形となった。

ジェフの固有パーク3種類は以下のとおり:
① ブレイクダウン
 フックから脱出するか救出されるとそのフックを破壊し、殺人鬼のオーラを一定時間表示する
② アフターケア
 自らが治療・救出した生存者、あるいは自らを治療・救出した生存者のオーラを距離無制限で表示し続けることができるただし、自らがフックに吊られると効果がリセットされてしまう
③ ディストーション
 トークンを数個持った状態でマッチを開始し、殺人鬼が自分のオーラを表示しようとしたときに相殺して無効化することができる

「ブレイクダウン」「アフターケア」は基本的に仲間との協力により効果を得られるパークであり、レジオンの特殊能力やパークと対照的だ。「ディストーション」は相手殺人鬼が生存者のオーラを表示する能力やパークを持っていると予想される際に効果を発揮するだろう。

新マップ「The Ormond Slopes Resort』(オーモンド山のリゾート)は廃スキー場であり、雪に覆われた野外と荒廃した建造物が特徴的だ。

事前に公開されていたティザー画像により、降雪したマップとなることは明らかになっていた。また、本PTBでは新要素実装の他にゲームバランス調整やバグ修正などが行われた。特徴的な変更点としては、Unreal Engineのアップデートによりゲーム内の演出が変更されたことだ。ゲームエンジンの更新は2017年2月以来であり、さまざまな新機能へのサポートが追加されたとしている。

またゲームバランス調整について特徴的なのは、生存者はロッカーに入ることで殺人鬼のオーラ可視能力を無効化することができるようになったという点。殺人鬼がパーク「バーベキュー&チリ」を所持していることが予想される場合などは、ロッカーに隠れて探知を回避するのも選択肢に入るだろう。パッチノートの全文はこちらで確認できる。

※修正されたバグのひとつ、”an issue that caused the Clown’s stomach to jiggle too much in the tally screen.”(結果画面で殺人鬼クラウンのお腹が揺れすぎるバグ)のものと思われる動画。確かにこれは揺れ過ぎだ。

サービス開始から2年以上経過した今も新コンテンツと活発なコミュニティによって好調を保ち続ける『Dead by Daylight』。今PTBの内容は12月に本配信予定だ。

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