『フォートナイト』期間限定イベント「フォートナイトメア2018」開幕。キューブにまたもや異変が、バトルロイヤルには不気味な”キューブモンスター”が登場

『フォートナイト』にてハロウィンイベント「フォートナイトメア2018」が開催中。ハロウィン特別仕様の期間限定モードや新スキン用のチャレンジなどが実装されている。『フォートナイト』シーズン5中に突如登場した謎の巨大キューブも、今回のイベントに一枚噛んでいる。

基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム 『フォートナイト バトルロイヤル』(以下、フォートナイト)にて、ハロウィンイベント「フォートナイトメア 2018」が開催されている。期間中、通常モードのソロ・デュオ・スクワッドがハロウィン特別仕様の期間限定モード「フォートナイトメア」に入れ替わる。また、イベント特設の新しいチャレンジと報酬が数日ごとに入れ替わって登場し、チャレンジを最後まで達成したプレイヤーはグライダースキン「ダークエンジン」を入手できる。さらに、ゲームストアに新たなスキン「デッドファイア」が登場。敵に与えるダメージやマッチに生き残る時間に基づいて、ゲームプレイ中にスキンをレベルアップさせることが可能な、全く新しいタイプのスキンとなっている。

「フォートナイトメア」はソロ・デュオ・スクワッド問わずにプレイ可能で、既存のモードと入れ替わって登場する。よって、期間中は通常のモードをプレイすることは不可能となる。マップ各地に出現するキューブフラグメントから敵キャラクター”キューブモンスター”が発生し、それらを倒すことでアイテムが獲得できるという仕様だ。また、現在はソロ・デュオ・スクワッドモードにてグライダー再展開のテストを実施中。過去に開催された期間限定モード「フライング50」と同様に、10m以上の高さから飛び降りた際に再びグライダーを展開することができる。Epic Gamesによれば、全てのプレイヤーが使用できる移動機能を1つ追加することで、ゲームプレイにどのような影響が出るかをテストするとのことだ。

『フォートナイト』のストーリーを追う上では非常に重要な存在となる黒い箱”キューブ”は、シーズン5中に突如出現した謎の物体。ここでキューブの出現から「フォートナイトメア」におけるキューブモンスター発生までの経緯を振り返っておこう。まずキューブは最初に砂漠地帯で発見されて以降、1時間43分おきに転がりながら移動し、各所にルーン文字を残していったことが話題を呼んだ。この”1時間43分”という間隔が何を表していたのかは、今でも明らかになっていない。さらに、キューブに攻撃を行うと最も近いプレイヤーに反撃してダメージを与えたり、キューブやルーン文字に触れると高く飛び上がることができたりするなど、ゲームプレイへの影響も与えていた。

一定間隔で移動し続けるキューブがルートレイクに到着すると、水に溶けて湖一面が紫色へと変化した。湖をよく確認すると、キューブが各所に残したルーン文字を確認することができ、キューブが『フォートナイト』の世界にさらなる変化をもたらすことを示唆。なお、この湖もプレイヤーが触れると高く飛び上がれるほか、グレネードなどの投擲物も跳ね返すことが確認できた。

Goodbye.
byu/tofikissa inFortNiteBR

シーズン6に突入すると、ルートレイクに溶けだしたキューブの影響からか、ルートレイク中央の”島が浮かぶ”現象が発生した。この浮島の底にはキューブが埋め込まれており、派手な紫のエフェクトとともに脈動を起こしていることが確認できた。浮島は、各所に残したルーン文字に向かって移動し続けた末、再度ルートレイクの中心に留まり、空にポータルのようなものを生成した。Redditの投稿によれば、このポータルに関するものと思われるデータファイル「PortalStage」が6種類発見されており、6段階の変化が生じる可能性があるとのことだった。

そして今回開催されるイベント「フォートナイトメア 2018」のトレーラーでは、キューブが謎の発光とともに爆発を起こし、浮島を粉々にする様子が確認できる。イベント期間中は、マップの各所に”キューブフラグメント”が出現し、不気味なモンスターが召喚される。おそらくキューブの一連の動きに関しては、このハロウィンイベントへの布石であったと考えられる。しかし、『フォートナイト』特有の”ストーリーがゲームプレイにも影響する”というこれまでのアップデートの傾向からして、これで一旦落ち着くとも考えづらいだろう。今後は果たしてどのような展開を見せてくれるのか、引き続き注目していきたいところだ。

Akinori Matsushita
Akinori Matsushita

PCゲームをジャンル問わずプレイ。あらゆるタイトルを興味本位で追い続けた結果、好きが高じて個人ゲームメディアを運営するまでに。主にニュース全般を担当。

Articles: 43